2023-09-22 / 最終更新日時 : 2023-09-22 タオ 表れる人格 辯才老師へ贈った詩を臨書して(4)蘇軾の書 4.老師は笑って 釈文:「辯才笑曰。杜子美不云乎。与子成二老。」 書き下し文は「辯才笑いて曰く。杜子美云わずや、子と二老と成る。」 鑑賞:「杜子美」は盛唐の詩人、杜甫をその字で呼んだ。引用の詩は『賛上人に寄す』の詩の結び […]
2023-09-21 / 最終更新日時 : 2023-09-21 タオ 表れる人格 辯才老師へ贈った詩を臨書して(3)蘇軾の書 3.高僧慧遠の故事 釈文:「遠公復過虎(渓)(矣)」 書き下し文は「遠公 復た虎(渓)を過ぎたり、と。」 鑑賞:「遠公復過虎渓矣」は晋の高僧慧遠の虎渓三笑の故事(『廬山記』)にもとづく。慧遠は廬山東林寺にこもって安居禁 […]
2023-09-20 / 最終更新日時 : 2023-09-21 タオ 表れる人格 辯才老師へ贈った詩を臨書して(2)蘇軾の書 2.風篁嶺とは 釈文:「軾往見之。常出至風篁嶺。左右驚曰。」 書き下し文は「軾 往きて之に見ゆるに、常に出でて風篁嶺に至る。左右 驚きて曰く」 鑑賞:「風篁嶺」は西湖の南西に位置する霊石山の南西にあるとうげ。嶺はとうげが […]
2023-09-19 / 最終更新日時 : 2023-09-19 タオ 表れる人格 辯才老師へ贈った詩を臨書して(1)蘇軾の書 1.辯才老師とは 元祐五年(1090)杭州に在った時の蘇軾の作。辯才老師」は僧元浄(字は無象、1008〜88)。杭州附近の人で、長く西湖の西にある上天竺寺に住し、高僧として慕われ帰依する人が多数いた。晩年は詩題に言うよう […]
2023-06-01 / 最終更新日時 : 2023-06-01 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(6)狂草と言われて 5.往々にして 釈文:「往々遇之。 豁然心胸。略 無疑滞。」 鑑賞:次第に筆の運びに勢いが出て、興に乗っている様子が伺える。「豁」は偏を広くゆったりと書き、旁は簡素にして次の「然」を小さく抑えて流れがみえる。 […]
2023-05-31 / 最終更新日時 : 2023-05-29 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(5)狂草と言われて 5.西の方は 釈文:「西遊上 國。謁見當代名公。 錯綜其事。遺 編絕簡。」 鑑賞:自由奔放と評するのが相応しい懐素の草書である。墨の潤渇は自然ではっきりとすみ次の箇所がわかる。 「西」で墨を入れたときは […]
2023-05-30 / 最終更新日時 : 2023-05-29 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(4)狂草と言われて 4.然れども 釈文:「然恨未能遠覩 前人之奇迹。(所) 見甚淺。遂擔 笈杖錫。」 鑑賞:この辺りは書き加えたところになるのだろう。字の大小はあるが整っている印象である。何より行の中心が通り、動きの振幅は […]
2023-05-29 / 最終更新日時 : 2023-05-29 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(3)狂草と言われて 3.欠けた行は 本幅の後には別紙に宋初の杜衍以下、諸名士の題記がある。それによると、蘇氏が蔵したとき前一紙六行を書いていたので、蘇舜欽が補ったという。 釈文はすでに蘇軾の項で書いたが、通覧しておこう。釈文:「懐素家長沙。 […]
2023-05-28 / 最終更新日時 : 2023-05-28 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(2)狂草といわれて 2.草書といえば 草書とは、書体の一つで篆隷を簡略にしたものである。しかし、一般的には行書をくずして、略したものと思われているかもしれない。 楷・行・草と呼ばれることから、その順番で発達した見なされがちだが、楷書が最も遅 […]
2023-05-27 / 最終更新日時 : 2023-05-28 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(1)狂草といわれて 1.懐素の自叙帖とは 蘇軾が細楷を書いた懐素・自叙帖の真蹟といわれる。宋代にすでに三本が真蹟と伝えられていた。これはその1っぽんでm本幅は紙本、縦28.3cm、長さ755cm末尾に蘇奢、李建中の題記、南唐・昇元四年の重装 […]