2025-01-17 / 最終更新日時 : 2025-01-17 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(2)和泉式部日記から 2.いまさら宮様に釈文:「恥ぢかくるべきにもあらず、また、のたまふさまにもあらば、恥ぢきこえさせてやはあらんずる、とてゐざり出でぬ。」 選字は「恥遅可久流 遍支に毛阿ら春また農多万布さま耳も阿ら八恥ちきこ盈沙せてや者あ […]
2025-01-16 / 最終更新日時 : 2025-01-17 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(1)和泉式部日記から 1.女車に仕立てて釈文:「二日はかりありて、女車のさまにて、やをらおはしましぬ。ひるなどはまだ御覧ぜねば、恥かしけれど、さまあしう」 選字は「二日は可利あり傳女車の佐ま耳てやを 羅お盤しま志ぬ比る奈と八万多御覧せ年八 恥 […]
2025-01-15 / 最終更新日時 : 2025-01-15 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(7)和泉式部日記を書いて 7.予想外の返歌に釈文:「とあるを、『おし違へる心地して、なほくち惜しくはあらずかし、いかで近くて、かかるはかなしごとも言はできかん、とおぼし立つ。」 選字は「と阿る越おし多可遍多流心地してな本久ち 惜し久盤阿ら春可志い […]
2025-01-14 / 最終更新日時 : 2025-01-14 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(6)和泉式部日記を書いて 6.月を見るとかえって釈文:「更けぬらんと思ふものからねられねど なかなかなれば月はしも見ず」 選字は「更希ぬら无と於もふ裳農から年羅ねと 難可ヽヽ奈れ者月八し毛見春」 歌意は「夜が更けつつあるけれど、寝られずにおります […]
2025-01-13 / 最終更新日時 : 2025-01-13 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(5)和泉式部日記を書いて 5.ふと眺めると釈文:「うちながめられて、つねよりもあはれにおぼゆ。門もあけねば、御使ひ待ち遠にや思ふらん、とて、御返し」 選字は「うち那可免ら連て徒年よ利も阿者れ爾おほゆ門毛 あ希ね者御使ひま千遠二や思布ら無とて御返し […]
2025-01-12 / 最終更新日時 : 2025-01-14 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(4)和泉式部日記を書いて 4.あなたはご覧に釈文:「見るや君さ夜うち更けて山のはに くまなくすめる秋の夜の月」 選字は「見るや君さ夜う遅布介て山農は二 具満奈九寸免流秋のよ能つ支」 歌意は「あなたはご覧になられていますか。夜が更けてやっと山の端に […]
2025-01-11 / 最終更新日時 : 2025-01-11 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(3)和泉式部日記を書いて 3.心やゆきて釈文:「思ひかけぬほどなるを、心やゆきて、とあはれにおぼえて、妻戸おしあけて見れば」 選字は「於毛飛可けぬ本と那る越心 やゆ支傳とあ者れ爾お本盈て妻戸おし あ介亭見連八」 鑑賞:「心やゆきて」は「夜な夜なは […]
2025-01-10 / 最終更新日時 : 2025-01-10 タオ 60歳からのかな書 月見ぬ夜更けての文(2)和泉式部日記を書いて 2.門をたたくのは釈文:「目もさましてねたるに、夜やうやう更けぬらんかし、と思ふに、門を打ちたたく。あなおぼえな、と思へど、問はすれば、宮の御文なりけり。」 選字は「めも佐ましてね多る爾夜やうヽヽ 更希ぬら无可志と於もふ […]
2025-01-09 / 最終更新日時 : 2025-01-10 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(1)和泉式部日記を書いて 1.便りもなく釈文:「かくて、二三日、音もせさせ給はず。頼もしげにのたまはせしことも、いかになりぬるにか、と思ひつづくるに、寝もねられず。」 選字は「か久亭二三日於ともせ佐勢多万盤寸頼毛 し希爾能多まはせしこ登もい可に […]
2025-01-08 / 最終更新日時 : 2025-01-08 タオ 60歳からのかな書 新春の俳句を書いてみる(2)かな書道をはじめる 2.用筆は半紙に一句を書く場合の書き方は、行頭が並ばないように心がける。「書初や」では一行目をやや下げて、二行目を最も高い位置から始める。最後の句は一行目より少し上に位置する。 行末も三行が揃わないように、二行目が下まで […]