2026-06-13 / 最終更新日時 : 2026-06-13 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女の和歌(3)-新古今和歌集より- 3.本歌は鑑賞:「面影の かすめる月ぞ・・・」の本歌は在原業平の「月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして」である。 著名なこの歌は『伊勢物語』の情景に、悲恋の主人公である自分の姿を、もう一人の自分の眼で物 […]
2026-06-12 / 最終更新日時 : 2026-06-13 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女の和歌(2)-新古今和歌集より- 2.面影のかすめる月ぞ釈文:「面影のかすめる月ぞ 宿りける 春や昔の袖の涙に」 選字は「お裳可けの可須免る つき處宿利希類 春やむ可し能袖農 那み多耳」 歌意は「あの人の面影がほのかに浮かんでくるようなかすんだ月が、私の […]
2026-06-11 / 最終更新日時 : 2026-06-11 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女の和歌(1)-新古今和歌集より- 1.藤原俊成卿女とその歌風は解説:生年未詳。没年は建長六年(1254)。父は藤原盛頼、母は俊成女八条院三条。実父が鹿ケ谷の変に連座して失脚したため、母方の祖父である俊成の養女となった。 源通具に嫁し、一男一女をもうけたが […]
2026-06-10 / 最終更新日時 : 2026-06-10 タオ 感性豊かな才知 いにしへの歌を書き今を詠む(27)-和泉式部集(百五)- 27.男に忘られて釈文:「泣きながす なみだにたへで たえぬれば はなだの帯の ここちこそすれ」 選字は「泣き那可寸 なみ多耳 堂邊亭多 えぬ連八 盤那多農 帯能こヽ遅 故處須連」 鑑賞:この歌は「石川の高麗人に 帯は取 […]
2026-06-09 / 最終更新日時 : 2026-06-09 タオ 感性豊かな才知 いにしへの歌を書き今を詠む(26)-和泉式部集(百四)- 26.まだ、おいでにならないあなたへ釈文:「今宵さへ あらばかくこそ おぼほえめ けふ暮れぬまの いのちともがな」 選字は「こ夜日沙邊 あら盤可具 故楚 お本ヽ盈め 介布暮連 ぬま能いの遅 と裳閑那」 鑑賞:来る来ると言 […]
2026-06-08 / 最終更新日時 : 2026-06-08 タオ 感性豊かな才知 いにしへの歌を書き今を詠む(25)-和泉式部集(百三)- 25.来ると言ってこない人に釈文:「おきながら 明かしつるかな とも寝せぬ 鴨の上毛(うはげ)のしもならなくに」 選字は「於支な可羅あ 可しつる閑奈度毛 年勢ぬ 鴨のう盤 希能 しも那ら奈 具二」 鑑賞:「おきながら」は […]
2026-06-07 / 最終更新日時 : 2026-06-07 タオ 感性豊かな才知 いにしへの歌を書き今を詠む(24)-和泉式部集(百二) 24.恋のうたとて釈文:「下消ゆる 雲間の草の めづらしく わがおもふ人に あひみつるかな」 選字は「志多き遊る 久毛ま能 草の免つ良し具 わ可於も布 人耳あ悲 み徒る閑 那」 鑑賞:この歌は「春日野の雪間を分けて生ひ出 […]
2026-06-06 / 最終更新日時 : 2026-06-06 タオ 感性豊かな才知 いにしへの歌を書き今を詠む(23)-和泉式部集(百一)- 23.魂の通い路は歌の釈文:「おぼめくな たれとはなくて よひよひに 夢に見えける われぞその人」 選字は「於本免久な 多連と盤 那具亭よ悲 余非二 夢耳み盈 希る王礼所 曽能ひと」 鑑賞:当時、俗信では夢は魂の通い路で […]
2026-06-05 / 最終更新日時 : 2026-06-05 タオ 感性豊かな才知 いにしへの歌を書き今を詠む(22)-和泉式部集(百)- 22.しはすのつごもりの夜釈文:「なき人のくる夜と聞けど きみもなし わがすむ宿や たまなきの里」 選字は「な支人農 久る夜とき希度支み毛 なし わ可須む宿 や多ま那 伎の里」 鑑賞:「しはすのつごもり」とは敦道親王が1 […]
2026-06-04 / 最終更新日時 : 2026-06-05 タオ 感性豊かな才知 いにしへの歌を書き今を詠む(21)-和泉式部集(九十九)- 21.尼になろうとして歌の釈文:「すてはてんと おもふさへこそ かなしけれ きみになれにし 我ぞとおもへば」 選字は「須て盤弖無と お裳布佐邊 こ楚可可志介連 きみ耳 奈れ にし我處と思へ者」 書の構成は逆勝手と呼ばれる […]