2026-08-04 / 最終更新日時 : 2026-08-04 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(7)-月花五十首を- 7.橋の本釈文:「葛木や高間の山の山風に花こそ渡れくめの岩橋」 選字は「か徒ら木や堂可満農山の屋ま閑せに 花こ處王た連九免農い盤八し」 語釈:「葛木や高間の山」葛木連山の中の山。 「くめの岩橋」一言主神が役行者の命で葛城 […]
2026-08-03 / 最終更新日時 : 2026-08-04 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(6)-月花五十首を- 6.現代風によむと「琵琶湖にて春に霞の波が立ち 風が桜の花びらみたす」 参考歌は「桜さく比良の山風吹くまヽに花になりゆく志賀の浦波」(千載集春下) 鑑賞:「志賀」は枕詞。琵琶湖南西岸一帯の古称。万葉集にも「さざなみの志賀 […]
2026-08-02 / 最終更新日時 : 2026-08-04 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(5)-月花五十首を- 5.にほの海釈文:「にほの海春は霞の波花に吹きなす比良の山風」 選字は「爾ほの海春者可須み農志賀の難三 花耳婦支奈寸比良能や万可世」 語釈:「にほの海」は琵琶湖。「花に吹きなす」風が吹いて波の上を桜の花びらでいっぱいにな […]
2026-08-01 / 最終更新日時 : 2026-08-04 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(4)-月花五十首を- 4.世の花とも釈文:「なべて世の花ともいはじを初瀬の山の櫻のあけぼのヽ色」 選字は「那遍て世の花とも以盤しを初瀬の や万の散久良能あ希ほのヽ色」 語釈:「なべて世の花ともいはじ」世にありふれた花ともいうまい。「初瀬」奈良 […]
2026-07-31 / 最終更新日時 : 2026-07-30 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(3)-月花五十首を- 3.くちなしの「おしなべて・・」和歌の行の後にある「くちなし」解説:「くちなし一文字の候へば」は下に「本ノマヽ」と注する。 梔子色(赤みを帯びた黄色)の一文字風の合点がございますので(家集に入れました)の意か。これは作者 […]
2026-07-30 / 最終更新日時 : 2026-07-30 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(2)-月花五十首を- 2.おしなべて釈文:「おしなべて風こそかをれ春の山 咲く櫻あれば咲かぬ木末(ずゑ)も」 選字は「於し奈邊て風こ處かほ連春のやま 咲久佐具羅あれ盤沙可ぬ木末毛」 歌意は「春風は一体が花の香に包まれているが、春もまだ浅いため […]
2026-07-29 / 最終更新日時 : 2026-07-29 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(1)-月花五十首を- 1.月花五十首とは「月花五十首」は「句題五十首」ともいう。建仁元年九月〜十二月後鳥羽院仙洞(院の御所)で行われた。 花二十題・月二十題・恋十題より成る結題(むすびだい 題詠の際に掲げる題)の五十首。 作者は後鳥羽院、良経 […]
2026-07-28 / 最終更新日時 : 2026-07-27 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む・恋(10)-余情あふれて- 10.漕ぎ離れゆく歌意は「離れゆく月の光が身にしみて情趣がある虫明の浜の松風の音がきこえるよ」 現代風に詠むと「月光が離れてゆくよ しみじみと虫明の浜 松風の音」 歌合の判定は俊成卿女の勝だった。判詞は「月に聞く虫明の松 […]
2026-07-27 / 最終更新日時 : 2026-07-27 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む・恋(9)-余情あふれて- 9.漕ぎ離れゆく釈文:「漕ぎ離れゆく月かげぞ あはれなる蟲明(むしあけ)の末の風の音かな」 選字は「こ支離れ遊久月か希楚阿盤連那る 無しあ計乃松農風の於と可奈」 語釈:「月かげぞ」歌合では「月かげも」とある。「蟲明」は岡 […]
2026-07-26 / 最終更新日時 : 2026-07-26 タオ 展覧会 第77回毎日書道展かな書・近代詩文書・前衛書展示中 8/2(日)まで国立新美術館にて開催されています。 第77回毎日書道展 かなII類 佳作賞 森田祥香 会場:国立新美術館 午前十時~午後六時(火曜定休・水曜午後1時開場) 会期:七月二十二日(水)~八月二日(日)七月二十 […]