2026-07-14 / 最終更新日時 : 2026-07-14 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(22)-余情あふれて- 22.月見ばと釈文:「月見ばとたのめし秋の夜もすがらまた恨めしく摶(う)つ衣かな」 選字は「月見盤とたの免し秋の夜も寸可ら 満多う羅めし九有徒こ露毛可那」 歌意は「恋人が月を見たら尋ねて来ましょうと、その気にさせておいて […]
2026-07-13 / 最終更新日時 : 2026-07-14 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(21)-余情あふれて- 21.参考にした歌は「風吹けば・・・」には参考歌がある。「荻の葉に露吹き結ぶ秋風も夕ぞわきて身にはしみける」出典は『源氏物語 蜻蛉』薫の歌である。 同様に六百番歌合の時の良経の歌「君もまた夕やわきてながむらん忘れずはらふ […]
2026-07-12 / 最終更新日時 : 2026-07-14 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(20)-余情あふれて- 20.後鳥羽院の判詞は後鳥羽院は俊成卿女の「風吹けば・・・」の歌を勝ちと判じた。その判詞が「月澄めば夢やは結ぶ野辺の庵かりの涙に散りまがひつヽ」 意味は「(刈萱の生い茂る)野辺の仮の庵では、月が美しく澄み渡っていて、切 […]
2026-07-11 / 最終更新日時 : 2026-07-14 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(19)-余情あふれて- 19.風吹けば釈文:「風吹けばしのに亂(みだ)るヽ刈萱も夕はわきて露こぼれけり」 選字は「風吹希盤し能爾み多るヽかる可や毛 夕はわ支亭徒ゆこ本れ遣里」 語釈:「しのに」しきりに「刈萱」イネ科の多年草。山野に自生する。高さ […]
2026-07-10 / 最終更新日時 : 2026-07-11 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(18)-余情あふれて- 18.小野の浅茅生鑑賞:「浅茅生」小野の枕詞。「小野」(オは接頭語)野原。 現代風によむと「里近く山に棲む鹿 遠く鳴き 露を結ぶは いちめんの野」 「秋風に・・・」の参考歌として「浅茅生の露吹き結ぶ木枯しに 乱れても鳴く […]
2026-07-09 / 最終更新日時 : 2026-07-09 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(17)-余情あふれて- 17.秋風に釈文:「秋風に外山の鹿は聲たてて 露吹き結ぶ小野の浅茅生」 選字は「秋風耳とやまの志可者こ衛多てヽ つ遊ふ支む須布小野の浅茅生」 語釈:「外山の鹿」里近くの山に棲息する鹿。「露吹き結ぶ」吹いて露を結ばせる。 […]
2026-07-08 / 最終更新日時 : 2026-07-09 タオ 展覧会 第77回毎日書道展開催です 本日7/8(水)から8/2(日)まで国立新美術館と東京都美術館にて開催されます。 第77回毎日書道展 かなII類 佳作賞 森田祥香 会場:国立新美術館 午前十時~午後六時(火曜定休・水曜午後1時開場) 会期:七月二十二日 […]
2026-07-07 / 最終更新日時 : 2026-07-07 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(16)-余情あふれて- 16.葎の歌を現代風に現代風に詠むと「荒れ果ててしまった家にも秋は来る 月の光が気をもませるよ」 「葎はふ・・・」の本歌は「木の間より洩りくる月の影見れば心づくしの秋は来にけり」『古今集』秋上 読人しらず これは関戸本古 […]
2026-07-06 / 最終更新日時 : 2026-07-07 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(15)-余情あふれて- 15.秋釈文:「葎はふ宿とはわかず秋は来て 心づくしに月ぞ洩りくる」 選字は「無倶ら者布やとヽ盤わ可須あ支八来て こヽ楼つ具し爾徒き曽裳利久類」 語釈:「葎(むぐら)」荒地や野原に繁る雑草の総称。八重葎など。 参考文献: […]
2026-07-05 / 最終更新日時 : 2026-07-05 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて詠む(14)-余情あふれて- 14.本歌は「岩たたく・・」の歌の本歌は「岩たたく谷の水のみ訪れて夏に知られぬ山辺の里」『千載集』夏、「さ夜深き岩井の水の音聞けば掬ばぬ袖も涼しかりけり」『御拾遺集』夏 現代風によむと「水音に早くも秋の訪れを 感じて袖を […]