2025-01-25 / 最終更新日時 : 2025-01-26 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(10)和泉式部日記から 10.なんとも言えない美を釈文:「御直衣に、えならぬ御衣出だし袿にし給へる、あらまほしう見ゆ。目さへあだあだしきにや、とまでおぼゆ。」 選字は「御直衣爾盈耳志多万遍流あら満本 しう見遊目沙へ阿多ヽヽ志支耳やと ま亭おほゆ […]
2025-01-24 / 最終更新日時 : 2025-01-24 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(9)和泉式部日記から 9.なさけを知る人釈文:「ときこえさするさま、なさけなからずをかし、とおぼす。宮の御さま、いとめでたし。」 選字は「度きこ盈さ寸類沙まなさ希那可ら春 越可しと於本寸宮の御さ万意登めて堂志」 鑑賞:「なさけなからずをかし」 […]
2025-01-23 / 最終更新日時 : 2025-01-23 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(8)和泉式部日記から 8.二人の言葉も釈文:「『ことの葉ふかくなりにけるかな』とのたまはすれば、『白露のはかなくおくと見しほどに』」 選字は「こ登乃葉布可供奈利耳遣流可奈 と能多まは春連八 し羅つゆ能盤可那久お具登三志ほと爾」 鑑賞:「ことの […]
2025-01-22 / 最終更新日時 : 2025-01-22 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(7)和泉式部日記から 7.檀の紅葉釈文:「前近き透垣のもとに、をかしげなる檀(まゆみ)の紅葉の少しもみぢたるを折らせ給ひて、高欄におしかからせ給ひて」 選字は「前近支透垣のも登二越可し介なるま遊三の も美遅農須こし裳みち多流を折らせ多ま日 亭 […]
2025-01-21 / 最終更新日時 : 2025-01-22 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(6)和泉式部日記から 6.まあいい、ためしてごらん釈文:「『よし、見給へ。塩焼き衣にてぞあらん』とのたまはせて、出でさせ給ひぬ。」 選字は「よし見多ま邊志ほや支衣爾て所 あ羅無と能堂万勢出亭させ給日ぬ」 鑑賞:「よし、見給へ」まあ、ためしてご […]
2025-01-20 / 最終更新日時 : 2025-01-22 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(5)和泉式部日記から 5.『見てもなげく』釈文:「とのたまはすれば、『ともかくも、のたまはせんままに、と思ひたまふるに、見てもなげく、と言ふことにこそ、思ひたまへわづらひぬれ』ときこゆれば」 選字は「と能多まは寸連八登も可久茂農多万盤せ无 萬 […]
2025-01-19 / 最終更新日時 : 2025-01-19 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(4)和泉式部日記から 4.初めてのことのように釈文:「かかるありきの、つねにうひうひしうおぼゆるに、さりとて参らぬはおぼつかなければ、はかなき世の中に苦し』」 選字は「可ヽ類あ利支の つ年爾有ひヽヽ志う於本ゆるにさ里登て まゐらぬはお本つ可難 […]
2025-01-18 / 最終更新日時 : 2025-01-18 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(3)和泉式部日記から 3.わたしの提案を釈文:「日ごろのおぼつかなさなど語らはせ給ひて、しばしうちふさせ給ひて、『このきこえさせしさまに、はやおぼし立て。」 選字は「日故ろ農 於本つ可那さ奈と語ら盤せ給ひてし盤志 う地布さ勢多ま比てこの支許え […]
2025-01-17 / 最終更新日時 : 2025-01-17 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(2)和泉式部日記から 2.いまさら宮様に釈文:「恥ぢかくるべきにもあらず、また、のたまふさまにもあらば、恥ぢきこえさせてやはあらんずる、とてゐざり出でぬ。」 選字は「恥遅可久流 遍支に毛阿ら春また農多万布さま耳も阿ら八恥ちきこ盈沙せてや者あ […]
2025-01-16 / 最終更新日時 : 2025-01-17 タオ 感性豊かな才知 恋しさのます塩焼き衣(1)和泉式部日記から 1.女車に仕立てて釈文:「二日はかりありて、女車のさまにて、やをらおはしましぬ。ひるなどはまだ御覧ぜねば、恥かしけれど、さまあしう」 選字は「二日は可利あり傳女車の佐ま耳てやを 羅お盤しま志ぬ比る奈と八万多御覧せ年八 恥 […]