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書・森田 祥香

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思慕の情

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2020-08-17 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(5)

5.見事な返し歌 いよいよシーンは佳境に入ります。琵琶の名手である頭中将実宗が、「琴ひけ」と言われ、文をよこします。 「松風の響きもそへぬひとりごとは さのみつれなき音をやつくさむ」 「つれなき」は、連れ、合奏ができない […]

2020-08-16 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(4)

4.和歌も琴の音を松風に喩えた 琴の音を松風に喩えることが、好まれました。   「琴の音に峰の松風通ふらし  いづれのをより調べそめけむ」          斎宮女御 『拾遺集』雑上と、歌われています。 歌意:静かな夜、 […]

2020-08-15 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(3)

3.琴の音色を松風にたとえる ここで、「松風のひびき」が登場しますが、これは「琴の音」のことです。この比喩は漢詩によく見られるものです。 『和漢朗詠集』管弦付舞妓に 「第一第二の絃は索々たり 秋の風松を払って疎韻落つ   […]

2020-08-14 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(2)

2.松風の響きのような それでは本文を見てまいりましょう。釈文:頭中将実宗の、つねに中宮の御方へまゐりて、琵琶ひき歌うたひ遊びて   ときどき、「琴ひけ」などいはれしを「ことざましにこそ」とのみ申し   て過ぎしに、ある […]

2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(1)

1.頭中将実宗 ここで初めに登場人物の紹介をいたしましょう。冒頭に出てきます、頭中将実宗とは、西園寺(藤原)実宗。  久安五年(1149)生まれ、建暦二年(1212)没、六十四歳。 権大納言藤原公通の嫡男、母は内大臣藤原 […]

2020-08-12 / 最終更新日時 : 2020-08-02 タオ 思慕の情

宮人の御衣裳はすばらしい(5)-建礼門院右京大夫

5.私の気持ちはこんな感じ 後半の釈文を記します。「宮は、つぼめる色の紅梅の御衣、樺桜の御表着、柳の御小袿、赤色の御唐衣、みな桜を織りたる召したりし、にほひ合ひて、いまさらめづらしくいふかたなく見えさせ給しに、おほかたの […]

2020-08-11 / 最終更新日時 : 2020-08-02 タオ 思慕の情

宮人の御衣裳はすばらしい(4)-建礼門院右京大夫

4.まるでお花が咲いたよう 語彙注:山吹の表着・・襲(かさね)の色目。表は朽葉、裏は黄。           春の衣装として最も愛用されました。    桜・・・諸説がありますが、表は白、『雁衣抄』によれば裏        […]

2020-08-10 / 最終更新日時 : 2020-08-02 タオ 思慕の情

宮人の御衣裳はすばらしい(3)-建礼門院右京大夫

3.襲(かさね)の色め 釈文:「女院、紫のにほひの御衣、山吹の御表着、桜の御小袿、青色の御唐衣、蝶をいろいろに織りたりし召したりし、いふかたなくめで たく、若くもおはします。宮は、つぼめる色の紅梅の御衣、樺桜の御表着、柳 […]

2020-08-09 / 最終更新日時 : 2020-08-02 タオ 思慕の情

宮人の御衣裳はすばらしい(2)-建礼門院右京大夫

2.宮中のメンバー紹介 現代語訳;同じ年の頃だったでしょうか、建春門院(後白河院の女御滋子)が内裏(天皇の住居としての御殿)にたびたび滞在なさっていましたが、そのときに中宮の御所へいらっっしゃいました。 八条の二位殿(中 […]

2020-08-08 / 最終更新日時 : 2020-08-02 タオ 思慕の情

宮人の御衣裳はすばらしい(1)-建礼門院右京大夫集

1.建春門院とは 宮中にお仕えして、建春門院や中宮の母、中宮が一堂に会する様は、四季の風物に似て印象的です。 釈文:「おなじ春なりしにや、建春門院、内裏にしばしさぶらはせおはしまししが、この御方へいらせおはしまして、八条 […]

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