2026-04-18 / 最終更新日時 : 2026-04-18 タオ 三昧の妙境 懐素『自叙帖』を書いて(4)-小楷と草書 4.所見釈文:「所見甚淺。遂擔笈杖錫 西遊上國 」 書き下し文は「見る所 甚だ浅く、遂に笈を担い錫を杖づき、西のかた上國に遊ぶ。」 意味は「その見る所が大いに浅いから、ついに書笈を担い錫を杖ついて、西の国に遊学した。」 […]
2026-04-17 / 最終更新日時 : 2026-04-17 タオ 三昧の妙境 懐素『自叙帖』を書いて(3)-小楷と草書- 3.未だ遠く釈文:「然恨未能遠観前人之奇迹」 書き下し文は「然れども未だ遠く前人の奇迹を観る能わず」 意味は「残念なことは、まだ能く古人の書いた珍しい筆跡を見ないことである。」 鑑賞:蘇軾『懐素自叙』では「観」を「覧」と […]
2026-04-16 / 最終更新日時 : 2026-04-16 タオ 三昧の妙境 懐素『自叙帖』を書いて(2)-小楷と草書- 2.経禅の暇釈文:「経禅之暇。頗好筆翰。」書き下し文は「経禅の暇、頗る筆翰を好む。」 これまでの大意は「懐素、長沙に住み少年の頃より仏道に帰依し、経典を読んだり参禅する合間に頗る書道に励むことを好んだ。」 参考文献:墨場 […]
2026-04-15 / 最終更新日時 : 2026-04-16 タオ 三昧の妙境 懐素『自叙帖』を書いて(1)-小楷と草書- 1.蘇軾の小楷 卒意の草書として知られる懐素の自叙帖を、蘇軾が小楷で書いている。自由奔放とも言える懐素の草書に対して、確かな筆致で蘇軾が書いた小楷を共に見ることでその魅力を明らかにしていきたい。 釈文:「懐素家長沙。幼而 […]
2024-02-25 / 最終更新日時 : 2024-02-25 タオ 古筆の美しさ 『張季明帖』を臨書して(4)米芾行書三帖から 4.その次は 釈文:「其 次賀八帖 餘非合書」 書き下し文は「其の次は賀八帖 餘は合書に非ざるなり。」 鑑賞:「其」左の空間への働きかけは終画に向けて下部を広げて、「次」を包むようにする。「賀」は逆に上部を大きくして力強 […]
2024-02-24 / 最終更新日時 : 2024-02-25 タオ 古筆の美しさ 『張季明帖』を臨書して(3)米芾行書三帖から 3.長史が第一 釈文:「長史世 間第一帖也」 書き下し文は「長史が世間の第一帖なり」 鑑賞:ここは米芾の特徴である右上がりの文字が連なる。「長」と「史」は同じく右に傾いているが、向きの変化で動きを出す。「世」の横画は思い […]
2024-02-23 / 最終更新日時 : 2024-02-23 タオ 古筆の美しさ 『張季明帖』を臨書して(2)米芾行書三帖から 2.気力また 釈文:「気力復何如也。真行相間。」 書き下し文は「気力復た如何なるやと。真行相間(まじ)わり。」 鑑賞:「気力復何如也」この帖の特徴といえる箇所。連綿の草書で一気に書き上げる。一連の中に文字の大小、広狭、細 […]
2024-02-22 / 最終更新日時 : 2024-02-23 タオ 古筆の美しさ 『張季明帖』を臨書して(1)米芾行書三帖から 1.張季明帖とは 行書三帖は『張季明帖』『李太師帖』『叔カイ帖』から成る。『張季明帖』米芾自身が張旭(ちょうきょく)の秋深帖を入手して、その書が張旭の最高傑作であると自慢したものである。連綿草に特徴があり、王献之の学習の […]
2023-12-31 / 最終更新日時 : 2023-12-31 タオ 人生を楽しむ 故郷に帰り恬淡な暮らしを(4)李頎の詩より 4.心が安らかで 釈文:「澹泊眞吾事 清風別自茲」書き下し文は「澹泊 真に吾が事 清風 別に自ずから茲(しげ)し」 鑑賞:「澹泊」あっさりして無欲。「清風」清らかな風。「別自茲」自ずから特別に多い。 現代語にすると「心が […]
2023-12-30 / 最終更新日時 : 2023-12-30 タオ 人生を楽しむ 故郷に帰り恬淡な暮らしを(3)李頎の詩より 3.雲は谷をめぐり 釈文:「回雲覆陰谷 返景照霜梨」書き下し文は「回雲 陰谷を覆い 返景 霜梨を照らす」 鑑賞:「回雲」めぐる雲。「回」を「廻」に作るテキストもある。「返景」は夕陽。「照霜梨」霜にうたれて紅くなった梨の葉 […]