俊成卿女家集を書いて詠む(6)-余情あふれて-

6.庵の夕煙
現代風によむと「夕方に柴たく煙立ちのぼり 山風強くかすかに見える」

歌意は「夕方、山里の笹の庵からは芝をおりたく煙がかすかに立ち上ってゆくが、吹きつける山嵐のために、さらにかすんで心細いなあ。」

参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店