俊成卿女歌集を書いて詠む(5)-余情あふれて-

5.山家夕嵐
釈文:「真柴たく ささの庵の夕煙いとどかすかに吹く嵐かな」

選字は「真柴た具佐ヽ能い本りの夕煙 伊とヽ閑数可耳吹久あ羅し可那」

語釈:「山家夕嵐」は建仁元年十二月二日影供歌合に同題がある。「ささの庵」は笹葺きの庵。

参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店