俊成卿女家集を書いて味あう(9)-月花五十首を-

9.歌意は
歌意:「普通の秋でも寂しいが、木の間から月光がもれている、松を風が吹き払う。それがより寂しさを感じさせる。」

現代風によむと「いつもより寂しさ感じ秋思う もれる月光 松払う風」

鑑賞:松の間からもれる月の光に情趣を感じ、それが風に吹き払われることによりいっそう深まってゆく。

参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店