2026-08-08 / 最終更新日時 : 2026-08-08 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(11)-月花五十首を- 11.現代風によむと現代風によむと「奥山の秋風のない山家でも 月を見るとき涙が落ちる」 歌意は「山の奥で寂しい秋風が吹いて来ないような山の家で目が覚めても、月を見て悲しくなり床の上に涙がこぼれることだ。」 鑑賞:「を」は […]
2026-08-07 / 最終更新日時 : 2026-08-08 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(10)-月花五十首を- 10.山家にて釈文:「山深み秋風吹かぬ寝覺だに月には見つる床の涙を」 選字は「山布可美秋可世吹可ぬ寝覺多耳 つき爾波見徒る登こ能奈み多遠」 注釈:「月には見つる」仙洞五十首には「月には落つる」とあるが、こちらがよいか。 […]
2026-08-06 / 最終更新日時 : 2026-08-07 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(9)-月花五十首を- 9.歌意は歌意:「普通の秋でも寂しいが、木の間から月光がもれている、松を風が吹き払う。それがより寂しさを感じさせる。」 現代風によむと「いつもより寂しさ感じ秋思う もれる月光 松払う風」 鑑賞:松の間からもれる月の光に情 […]
2026-08-05 / 最終更新日時 : 2026-08-08 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(8)-月花五十首を- 8.松の間釈文:「大方の秋もさびしき木の間より月洩る松を風佛(はら)ふらむ」 選字は「大可多の秋毛沙日し支木の間よ里 徒支裳流松を可勢者羅布ら無」 解説:「大方の」は元本では「大かたの」とある。以前にもあったが釈文に「大 […]
2026-08-04 / 最終更新日時 : 2026-08-07 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(7)-月花五十首を- 7.橋の本釈文:「葛木や高間の山の山風に花こそ渡れくめの岩橋」 選字は「か徒ら木や堂可満農山の屋ま閑せに 花こ處王た連九免農い盤八し」 語釈:「葛木や高間の山」葛木連山の中の山。 「くめの岩橋」一言主神が役行者の命で葛城 […]
2026-08-03 / 最終更新日時 : 2026-08-04 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(6)-月花五十首を- 6.現代風によむと「琵琶湖にて春に霞の波が立ち 風が桜の花びらみたす」 参考歌は「桜さく比良の山風吹くまヽに花になりゆく志賀の浦波」(千載集春下) 鑑賞:「志賀」は枕詞。琵琶湖南西岸一帯の古称。万葉集にも「さざなみの志賀 […]
2026-08-02 / 最終更新日時 : 2026-08-04 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(5)-月花五十首を- 5.にほの海釈文:「にほの海春は霞の波花に吹きなす比良の山風」 選字は「爾ほの海春者可須み農志賀の難三 花耳婦支奈寸比良能や万可世」 語釈:「にほの海」は琵琶湖。「花に吹きなす」風が吹いて波の上を桜の花びらでいっぱいにな […]
2026-08-01 / 最終更新日時 : 2026-08-04 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味わう(4)-月花五十首を- 4.世の花とも釈文:「なべて世の花ともいはじを初瀬の山の櫻のあけぼのヽ色」 選字は「那遍て世の花とも以盤しを初瀬の や万の散久良能あ希ほのヽ色」 語釈:「なべて世の花ともいはじ」世にありふれた花ともいうまい。「初瀬」奈良 […]