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書・森田 祥香

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思慕の情

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2020-09-16 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(5)

5.心を二つに分けて 四句目は、「秋の月に対し、春の花を待つ」の題で、  「はやにほへ心をわけて夜もすがら  月を見るにも花をしぞ思ふ」*① 選字は、「八や爾ほへ心をわ介てよ裳す     から月越三る耳毛者那を      […]

2020-09-15 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(4)

4.鶯の声に何がある? 年が改まるときに、待たれるものは鶯の声、という歌がありました。ここでは、「鶯有慶音」と題し、「鶯の声によろこびの響きがある」という題意です。すでにこの題の設定によって、景色が浮かびます。  「のど […]

2020-09-14 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(3)

3.鶯の登場 同じ題でもう一首詠みます。「春きぬと たれうぐひすに告げつらむ 竹のふるすは春もしらじを」 選字は、「春きぬ登多れ有具ひすにつ     希徒らん堂けのふる春を八     者るもし羅志を」 意味は、「春になっ […]

2020-09-13 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(2)

2.なんとなく立春の歌 はじめの題は、「なにとなくよみし歌の中に、春立つ日」なんというわけもなく詠んだ歌の中で、立春の日、  「いつしかと氷とけゆくみかは水  ゆく末遠きけさのはつはる」 歌意は、「立春の今朝、早く氷がと […]

2020-09-12 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(1)

1.題詠歌とは? 題詠歌とは、出された題のよって歌を詠むことで、院政期以降は主にこの形で詠まれることが多くなりました。建礼門院右京大夫集は、作者の実人生のあやを辿りながら、歌を詠む形でここまで進んできました。 実際に歌を […]

2020-09-11 / 最終更新日時 : 2020-08-30 タオ 思慕の情

帝の御笛をほめたのに(5)建礼門院右京大夫

5.そなたの気持ちはわかっているよ 建礼門院右京大夫は、あなたの心はわかっていますよ、とお優しい御歌をいただきます。それが、  「笛竹のうきねをこそは思ひ知れ   人の心をなきにやはなす」*① 選字は、「布えた介のうきね […]

2020-09-10 / 最終更新日時 : 2020-08-30 タオ 思慕の情

帝の御笛をほめたのに(4)建礼門院右京大夫

4.つぶやきのつもりが・・・ 建礼門院右京大夫が、ひとりぶつぶつと詠んだ歌が、帝の耳に入ってしまいます。その場面が、 「とつぶやくを、大納言の君と申ししは、三条内大臣の御女とぞ聞えし、その人、『かく申す』と申させ給へば、 […]

2020-09-09 / 最終更新日時 : 2020-08-30 タオ 思慕の情

帝の御笛をほめたのに(3)建礼門院右京大夫

3.お世辞などではありません! 建礼門院右京大夫は、そんなつもりで申し上げたわけではないのに、帝は「それはそら事を申すぞ」などと言われます。そこで、一首を詠みます。  「さもこそは数ならずとも 一すぢに   心をさへも  […]

2020-09-08 / 最終更新日時 : 2020-08-30 タオ 思慕の情

帝の御笛をほめたのに(2)建礼門院右京大夫

2.帝の笛をほめちぎる 釈文:「いつの年にか、月明かりし夜、上の御笛ふかせおはしまししが、ことにおもしろく聞こえしを、めでまゐらすれば、『かたくなはしきほどなる』と、この御方にわたらせおはしま してのちに、語りまゐらせさ […]

2020-09-07 / 最終更新日時 : 2020-08-30 タオ 思慕の情

帝の御笛をほめたのに(1)建礼門院右京大夫

1.天皇は御笛の名手 高倉天皇は笛にすぐれた才能をお持ちでした。建礼門院右京大夫がお褒めしましたのに天皇からは否定されます。建礼門院右京大夫は、嘘をついているなどと言われ、なんてこと、と歌を詠みます。 それに対して、優し […]

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