2021-11-30 / 最終更新日時 : 2021-11-29 タオ 自由律俳句を書く 尾崎放哉を書く(2)書いて味わう 2.ひとりと一人 こちらは、同じ句を「咳」を「せき」とかなで書き、「ひとり」を「一人」と漢字で書きました。印象としては、「咳」と書くよりそれほどひどくないように感じます。 また、「ひとり」は寂しそうな風景が浮かびますが、 […]
2021-11-29 / 最終更新日時 : 2021-11-29 タオ 自由律俳句を書く 尾崎放哉を書く(1)書いて味わう 1.冬のある日 尾崎放哉は、慶応三年(1867)ー明治三十六年(1903)、鳥取生まれ。一高時代に荻原井泉水と出会い、「層雲」で活躍しました。井泉水は、明治四十四年俳誌「層雲」を主宰し、季題無用の新傾向句を提唱しました。 […]
2021-11-28 / 最終更新日時 : 2021-11-25 タオ 人々の交わる世の中で 名付けて災いの人というのは(4)荘子を書いて読む 4.これでは火を消そうとして これでは、衛の君主の悪事を治すどころか、悪化してしまうと告げます。 「是以火救火以水救 水名之曰益順尤窮若殆以不信 厚言必死於暴人之前矣」 書き下し文は、「是れ火を以て火を救い、水を以て […]
2021-11-27 / 最終更新日時 : 2021-11-25 タオ 人々の交わる世の中で 名付けて災いの人というのは(3)荘子を書いて読む 3.衛の君主に何かを言えば 衛の君主に言葉を発してはいけない、と孔子は述べ、訳を語ります。 「王公必将乗人而闘其捷而目将 熒之而色将平之口将營之容 将形之心成之」 書き下し文は、「王公必ず将に人に乗じて捷を闘わさんと […]
2021-11-26 / 最終更新日時 : 2021-11-25 タオ 人々の交わる世の中で 名付けて災いの人というのは(2)荘子を書いて読む 2.もし衛の君主が賢人を好むのであれば このままでは災いの人となってしまいますよ、と孔子の言葉が続きます。 「且苟為悦賢 而惡不肖惡用而求有異 若唯尤詔」 書き下し文は「且つ苟も賢を悦びて不肖を惡むことを為さば、惡んぞ […]
2021-11-25 / 最終更新日時 : 2021-11-25 タオ 人々の交わる世の中で 名付けて災いの人というのは(1)荘子を書いて読む 1.災いの人 お前はまだ、人の気持ちがまだ分かっていないのに仁義道徳の言葉を述べれば、他人の悪事をいいことにして自分の立派さを売り込むようなものだ、と孔子が述べました。このことを「災いの人」と名付けて顔回に説きます。 […]
2021-11-24 / 最終更新日時 : 2021-11-21 タオ 人々の交わる世の中で 名誉と知識は人を不幸に陥れることがある(4)荘子から解く 4.他人の悪事を種にして お前は、まだ他人の気持ちがわかっていないようだね。それなのに衛の国へ行ったのなら、 「而彊以仁義縄墨之言術暴人之前者 是以人惡育美也」 書き下し文は、「而も彊(し)いて仁義縄墨の言を以って暴人 […]
2021-11-23 / 最終更新日時 : 2021-11-21 タオ 人々の交わる世の中で 名誉と知識は人を不幸に陥れることがある(3)荘子から解く 3.おまえは人の気持ちがまだわかっていない 名誉や知識は人を傷つける道具になる、と孔子が言われました。さらに、 「且徳厚信下石工*未達人氣名聞争名未達人心」 書き下し文は、「且つ徳は厚く信はかたきも未だ人の気に達せず、名 […]
2021-11-22 / 最終更新日時 : 2021-11-21 タオ 人々の交わる世の中で 名誉と知識は人を不幸に陥れることがある(2)荘子から解く 2.名誉は互いを 徳は名誉心の為に流される、と述べる孔子はさらに告げます。「名也者相札也知也者争之器也二 者凶器非以盡す行也」 書き下し文は、「名なる者は相い札(折・くじ)き、知なる者は争いの器なり。二者は凶器にして行を […]
2021-11-21 / 最終更新日時 : 2021-11-21 タオ 人々の交わる世の中で 名誉と知識は人を不幸に陥れることがある(1)荘子から解く 1徳がどのように失われるか ここでは、師である孔子が顔回に世の中で良かれとも思われていることの本質を語り始める場面です。「且若亦知夫徳之所蕩而知之所為 出乎哉、徳蕩乎名、知出乎争」 書き下し文は、「且つ若も亦た夫の徳の蕩 […]