2020-04-04 / 最終更新日時 : 2020-04-05 タオ 書の心 心楽しく遊ぶ黄庭経(4) 4. 「晋王右軍書論」にみる『夫書者玄妙之技也。若非通人志士。學無及之。』「それ書というものは、奥深く玄妙の技芸である。もし物事に通じたる人や志士でなければ、学ぶとも書道には達せられぬ。」* […]
2020-04-03 / 最終更新日時 : 2020-04-05 タオ 書の心 心楽しく遊ぶ黄庭経(3) 3. 再び黄庭経を臨書する Copy Kouteikyou again 王羲之の真跡は現存しません。双鉤填墨もしくは、刻帖によるものです。これは、「心太平本」とよばれる宋拓本からの臨書です。 「黄庭経」は老子が書いたとい […]
2020-04-02 / 最終更新日時 : 2020-04-05 タオ 書の心 心楽しく遊ぶ黄庭経(2) 2. 道教とは What is Taoism?黄庭経は道教の養生法を記したものであるが、道教とは何でしょうか。道教は老子とそのあとを継いだ荘子によって、代表されたる思想です。その思想を伝える重要な書物に、「老子」と「荘子 […]
2020-04-01 / 最終更新日時 : 2020-04-05 タオ 書の心 心楽しく遊ぶ黄庭経(1) 1.王義之の黄庭経 日本の仮名書道の源は東晋時代の書聖、王羲之(303〜361?)に辿ることができます。上記は、王羲之の「小楷」または、「細楷」と呼ばれる一字が1cmより小粒の楷書です。 王羲之の書と言われるものは、大部 […]
2020-03-31 / 最終更新日時 : 2020-03-31 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(5) 5.ステップは軽く Perform a light step 二行目から読みますと、「はやくしりに しこゑは」「は」は「者」を使い小さめに始め、「や」で左右に大きく振ります。これによって、右の行の「し」へ働きかけています […]
2020-03-30 / 最終更新日時 : 2020-03-30 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(4) 4.一幅の絵画のような古筆 Just like an art work 右から左へ眼を動かすと、墨の色が濃いところと薄くかすれているところが見られます。例えば、仮に目を細め、この古筆を文字を読もうとせずに、色の変化に心を […]
2020-03-29 / 最終更新日時 : 2020-03-29 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(3) 3.一条摂政集はいつ書かれたのですか? When Ichijyousessyousyu was written?以前に見てきた高野切一種や関戸本古今集よりも、時代が下がった、つまり新しいと考えますか、それとももっと古いと […]
2020-03-28 / 最終更新日時 : 2020-03-29 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(2) 2. 一条摂政集は誰が書いたのでしょうか Who is the writer of Ichijousessyousyu? 江戸時代の極札(古筆などを鑑定した結果を短冊型の小札にしるしたもの)等では本文を西行(1118〜9 […]
2020-03-27 / 最終更新日時 : 2020-03-27 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(1) 1. 「一条摂政集」とは? What is Ichijousessyousyu?藤原伊尹(これただ)(924〜972)の和歌を収めた個人の歌集です。伊尹は右大臣九条師輔の長男ですが、屋敷が一条にあったことから一条摂政と呼 […]
2020-03-26 / 最終更新日時 : 2020-03-26 タオ かな書道 自由奔放な古筆、香紙切(5) 5.お気に入りをご紹介 Hope you like Kousikire 例えば、右側の六行目からでは、「あふことをいつかとまつにあやめぐさ いとゞ こひぢにしげるめるかな」の中で、行頭の「あふ」です […]