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書・森田 祥香

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2020年9月

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2020-09-20 / 最終更新日時 : 2020-09-06 タオ 思慕の情

過ぎ去ったかつての恋(4)建礼門院右京大夫

4.片思いは恥ずかしい?今回の題意は、「片思ひをはづる恋」、片思いをはずかしく思う恋の意です。  「おきつなみ岩うつあはびがひ  拾ひわびぬる名こそ惜しけれ」 選字は、「於支つなみい者う徒意そ能     あは日かひゝろ飛 […]

2020-09-19 / 最終更新日時 : 2020-09-06 タオ 思慕の情

過ぎ去ったかつての恋(3)建礼門院右京大夫

3.仙人の家に卯の花 二句目は「仙家卯花」、仙人の家の卯の花という題意です。前回の「往時の恋」から「仙人の家」に飛びますが、これは、素性法師『古今集』(秋下)の歌をふまえています。  「露ふかき山路の菊をともとして  卯 […]

2020-09-18 / 最終更新日時 : 2020-09-06 タオ 思慕の情

過ぎ去ったかつての恋(2)建礼門院右京大夫

2.亡夫石の伝説人を恋い慕う思いに耐えかねて、石になってしまった話は、当時知られていたようです。*①「亡夫石」は中国湖北省武昌の北山にある石のことです。貞婦が出征する夫をこの山上に見送り、そのまま石になったと伝えられてい […]

2020-09-17 / 最終更新日時 : 2020-09-06 タオ 思慕の情

過ぎ去ったかつての恋(1)建礼門院右京大夫

1.往時の恋 さらに、建礼門院右京大夫の題詠は多才になってきます。 「往時恋」では、過ぎ去った昔の恋と題し詠みます。   「あはれしりて たれか尋ねむ つれもなき   人を恋ひわび 石となるとも」*① 選字は、「あは連し […]

2020-09-16 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(5)

5.心を二つに分けて 四句目は、「秋の月に対し、春の花を待つ」の題で、  「はやにほへ心をわけて夜もすがら  月を見るにも花をしぞ思ふ」*① 選字は、「八や爾ほへ心をわ介てよ裳す     から月越三る耳毛者那を      […]

2020-09-15 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(4)

4.鶯の声に何がある? 年が改まるときに、待たれるものは鶯の声、という歌がありました。ここでは、「鶯有慶音」と題し、「鶯の声によろこびの響きがある」という題意です。すでにこの題の設定によって、景色が浮かびます。  「のど […]

2020-09-14 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(3)

3.鶯の登場 同じ題でもう一首詠みます。「春きぬと たれうぐひすに告げつらむ 竹のふるすは春もしらじを」 選字は、「春きぬ登多れ有具ひすにつ     希徒らん堂けのふる春を八     者るもし羅志を」 意味は、「春になっ […]

2020-09-13 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(2)

2.なんとなく立春の歌 はじめの題は、「なにとなくよみし歌の中に、春立つ日」なんというわけもなく詠んだ歌の中で、立春の日、  「いつしかと氷とけゆくみかは水  ゆく末遠きけさのはつはる」 歌意は、「立春の今朝、早く氷がと […]

2020-09-12 / 最終更新日時 : 2020-09-03 タオ 思慕の情

建礼門院右京大夫、題詠歌を詠む(1)

1.題詠歌とは? 題詠歌とは、出された題のよって歌を詠むことで、院政期以降は主にこの形で詠まれることが多くなりました。建礼門院右京大夫集は、作者の実人生のあやを辿りながら、歌を詠む形でここまで進んできました。 実際に歌を […]

2020-09-11 / 最終更新日時 : 2020-08-30 タオ 思慕の情

帝の御笛をほめたのに(5)建礼門院右京大夫

5.そなたの気持ちはわかっているよ 建礼門院右京大夫は、あなたの心はわかっていますよ、とお優しい御歌をいただきます。それが、  「笛竹のうきねをこそは思ひ知れ   人の心をなきにやはなす」*① 選字は、「布えた介のうきね […]

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