2020-02-25 / 最終更新日時 : 2020-02-25 タオ かな書道 色紙を鉛筆で書いてみる(5) 5.終句は右へ The Last Paragraph 四行目:のおもひもなし三行目の最後に「も」を「毛」とおきましたので、「の」は「乃」の草書体ですが、ゆったりと上部に布置しています。 「お」は「於」の草書体で、懐深く「 […]
2020-02-24 / 最終更新日時 : 2020-02-24 タオ かな書道 色紙を鉛筆で書いてみる(4) 4, 花は桜? The Flower are the Cherry blossoms? 河津桜にメジロが訪れる ミツを吸うのか 人の気配に気付かない 三行目:と花をし見ればも詞書(和歌の初めに詠んだ説明文)に「染殿のき […]
2020-02-23 / 最終更新日時 : 2020-02-23 タオ かな書道 色紙を鉛筆で書いてみる(3) 3. 二行目は左に攻めます Attack the Left side 二行目:「は おいぬしかはあれ」「は」は「盤」の草書体をさらに省略したもので、変体かなとしての使い方でしょう。左の空間に働きかけています。 「お」は […]
2020-02-22 / 最終更新日時 : 2020-02-22 タオ かな書道 色紙を鉛筆で書いてみる(2) 2,変化に富むかな色紙 Variations on Shikisi 昔の人たちの美の原点を探してみましょう。今の時代にも通じることがあるでしょうか。 一行目:「としふればよはひ」「と」は「東」の草書体を用いています。終 […]
2020-02-21 / 最終更新日時 : 2020-02-21 タオ かな書道 色紙を鉛筆で書いてみる(1) 1.寸松庵色紙 The Sunshouan Shikisi寸松庵色紙とは、かな古筆の小品で13センチ四方のかわいい色紙です。茶掛けとしても珍重される魅力的な古筆です。これを4Bの鉛筆で書いてみます。 この歌は、古今和歌集 […]
2020-02-20 / 最終更新日時 : 2020-02-20 タオ かな書道 10B鉛筆でかな古筆を書く(5) 5.連綿 _Continuously Written Characters連綿とは、文字を連続して、つなげて書くことです。ここは、終句の『あらたまりける』を全て連綿体で見事にまとめている部分です。 連続して書いてあると、 […]
2020-02-19 / 最終更新日時 : 2020-02-19 タオ かな書道 10B鉛筆でかな古筆を書く(4) 4.渇筆は薄く Scratchy Strokes 四句:としふる人ぞ『と』は前の字を受けて、『ゞ』使っています。句をまたいでいても、同じ行中で、すぐ下にあれば省略することができます。 『し』は『志』を用いて少し動きを出し […]
2020-02-18 / 最終更新日時 : 2020-02-18 タオ かな書道 10B鉛筆でかな古筆を書く(3) 3.大胆な展開 A Bold Development三句:さくらめど この句には、物の名、隠題(かくしだい)とも言われる技法を用いています。それは、『さくらめど』に咲くの意味と桜という物を隠しているわけです。 『さ』は『 […]
2020-02-17 / 最終更新日時 : 2020-02-17 タオ かな書道 10B鉛筆でかな古筆を書く(2) 2.二句め the Second phraseおなじむかしに 『お』は馴染みのある字でそのまま読めると思います。でも、『於』が元の字であることはあまり知られていないでしょう。点の位置や傾きなどで、変化がつけられます。 『 […]
2020-02-16 / 最終更新日時 : 2020-02-17 タオ かな書道 10B鉛筆でかな古筆を書く(1) 1.4B鉛筆から10B鉛筆へ From 4B to 10B Pencil桜の開花宣言には早いのですが、お歌は桜にまつわるものです。 一句:いろもかも二句:おなじむかしに三句:さくらめど四句:としふる人ぞ五句:あらたまりけ […]