2022-05-13 / 最終更新日時 : 2022-05-12 タオ 思慕の情 世の中の騒ぎは夢とも幻とも(2)建礼門院右京大夫集を書きながら 2.いっそ思い出すまいと 詞書:「よろづいかなりしとだに思ひわかれず、なかなか思ひも出でじとのみぞ、 今までもおぼゆる。見し人々の都別ると聞きし秋ざまのこと、とかくい ひても思ひても、心も言葉も及ばれず。」 […]
2022-05-12 / 最終更新日時 : 2022-05-12 タオ 思慕の情 世の中の騒ぎは夢とも幻とも(1)建礼門院右京大夫集を書きながら 1.寿永・元暦の頃 高倉院がお亡くなりになってからの世の中は、騒乱に巻き込まれていきます。 「寿永元暦などの頃の世のさわぎは、夢ともまぼろしとも、あはれともなにと も、すべてすべていふべきはにもなかりしかば」 選字は […]
2022-05-11 / 最終更新日時 : 2022-05-09 タオ 思慕の情 高倉院崩御の知らせを聞いて(5)建礼門院右京大夫集を書く 5.中宮の御心は 中宮の御心はいかばかりかとお察し申し上げる作者は 「中宮の御心のうち、おしはかりまゐらせて、いかばかりかとかなし。 かげならべ 照る日のひかり かくれつつひとりや月の かき曇るらむ」 歌の選字は「か希那 […]
2022-05-10 / 最終更新日時 : 2022-05-09 タオ 思慕の情 高倉院崩御の知らせを聞いて(4)建礼門院右京大夫集を書く 4.ある女房の歌 亡くなられた高倉院を思い、一首を詠みました。 「雲のうへに ゆくすゑとほく 見し月の ひかり消えぬと 聞くぞかなしき」 選字は、「雲のう遍耳遊久春衛と本具 美し月乃飛可梨きえ努と支 久 […]
2022-05-09 / 最終更新日時 : 2022-05-09 タオ 思慕の情 高倉院崩御の知らせを聞いて(3)建礼門院右京大夫集を書く 3.末の世に 高倉院がお隠れになったことが悲しくて、末法の世にご立派だったと追想します。詞書:「限りなくかなしく、『なにごともげに末の世にあまりたる御事にや』 と人の申すにも」 選字は、「限り奈久可那し九 […]
2022-05-08 / 最終更新日時 : 2022-05-09 タオ 思慕の情 高倉院崩御の知らせを聞いて(2)建礼門院右京大夫集を書いて 2.高倉院の世は 詞書:『高倉院かくれさせおはしましぬ』と聞きし頃、見なれまゐらせし世のことかずかずにおぼえて、及ばぬ御事ながらも、」 選字は、「高倉院か久れさせ於者しま志ぬ と聞ヽしころ見奈連ま井ら勢四 […]
2022-04-24 / 最終更新日時 : 2022-04-25 タオ 思慕の情 やはり資盛のことが心から消えない(1)建礼門院右京大夫集を書いて 1.いつも考えるのは いつも思うことは、資盛のことばかり 「いつも、同じことをのみかへすがへす思ひて、『あはれあはれわが心に 物をわすればや』と、つねは思ふがかひなければ、」 選字は、「い徒毛お那しこと越のみ可遍寸 […]
2022-04-23 / 最終更新日時 : 2022-04-22 タオ 思慕の情 重衡は建礼門院右京大夫に思いを(5)建礼門院右京大夫集から 5.いつまでも忘れないと 「忘れじの 契りたがはぬ 世なりせば たのみやせまし 君がひとこと」 選字は、「わ須連しの地き里多か者ぬ世奈利勢八 た農美や世万志記三可飛登こと」 鑑賞:この歌は、『古今集・巻十四・恋歌 […]
2022-04-22 / 最終更新日時 : 2022-04-22 タオ 思慕の情 重衡は建礼門院右京大夫に思いを(4)建礼門院右京大夫集から 4.情愛があるような いつまでもこのようにしてお付き合いをしましょう、と重衡に言われて作者の心は 「おほかたは、にくからずいひかはして、『果てまでも、かやうにだにも あらむ』といはれしかば」 選字は、「おほ可多八 […]
2022-04-21 / 最終更新日時 : 2022-04-21 タオ 思慕の情 重衡は建礼門院右京大夫に思いを(3)建礼門院右京大夫集から 3.同じ一門の方とは 縁のある身ではありませんか、と重衡に思わせぶりのことを言われ、いつも言い寄られていた作者は、次の歌を詠みます。 「濡れそめし 袖だにあるを おなじ野の 露をばさのみ いかがわくべき」 選字は、「ぬ連 […]