2022-08-18 / 最終更新日時 : 2022-08-14 タオ 思慕の情 資盛亡き後、悲嘆に暮れながらも(4)建礼門院右京大夫集を書いて 4.私の身にだけ起こったことでは 「物をとかく思ひつづくるままに、かなしさもなほまさる心ちす。はかなくあはれなり ける契りのほども、我が身ひとつのことにはあらず。」 選字は、「物をとか久思 ひ徒ヽ具るまヽに可那し […]
2022-08-17 / 最終更新日時 : 2022-08-14 タオ 思慕の情 資盛亡き後、悲嘆に暮れながらも(3)建礼門院右京大夫集を書いて 3.それでも現に生きている私は 悲しみに暮れながらも、少しずつ現実に目を向け始める作者は、 「さても、げにながらふる世のならひ心憂く、明けぬくれぬとしつつ、さすがに 現し心もまじり、」 選字は、「さ傳毛希爾ならふ流世の […]
2022-08-16 / 最終更新日時 : 2022-08-14 タオ 思慕の情 資盛亡き後、悲嘆に暮れながらも(2)建礼門院右京大夫集を書いて 2.月並みの言葉では お気の毒でしたね、とありふれた言葉に思われた人へ詠んだ歌が、「かなしとも またあはれとも 世のつねに いふべきことに あらばこそあらめ」 選字は、「か那しと裳ま多阿者連とも夜の 徒年二い布遍 […]
2022-08-15 / 最終更新日時 : 2022-08-14 タオ 思慕の情 資盛亡き後、悲嘆に暮れながらも(1)建礼門院右京大夫集を書いて 1.通り一遍の言葉では しばらくして、作者の元へお悔やみの言葉が寄せられましたが、 「ほどへて、人のもとより、『さてもこのあはれ、いかばかりか』と いひたれば、なべてのことのやうにおぼえて」 選字は、「ほと遍て人農もとよ […]
2022-08-09 / 最終更新日時 : 2022-08-09 タオ 和歌を味わう 斎藤茂吉の和歌を書く(3)「赤光」から 3.赤光の作風は 「赤光」の中でこの歌はどのような位置づけなのでしょうか。岩波文庫の解説によれば、「大正元年、二年と『赤光』の歌境はいよいよ鮮明に強烈に多方面に展開するが、その感覚的なものも 情緒的なものも、すべて真実の […]
2022-08-08 / 最終更新日時 : 2022-08-08 タオ 和歌を味わう 斎藤茂吉の和歌を書く(2)「赤光」から 2.「赤光」とは 「赤光」とは、斎藤茂吉の第一歌集で、明治三十八年(1905)茂吉が24歳で作歌を始めた時から、大正二年(1913)32歳までを収めています。 茂吉は山形県に生まれましたが、少年期に医師斎藤紀一の養子とな […]
2022-08-07 / 最終更新日時 : 2022-08-07 タオ 和歌を味わう 斎藤茂吉の和歌を書く(1)「赤光」から 1.毎日書道展にて 毎日書道展にて本日まで展示してありました、II類かな作品です。釈文:「麦の穂に光のながれたゆたひて 向うに山羊は 啼きそめにけり」 選字は、「麦の寶に飛可梨乃 なか連 堂 […]
2022-08-06 / 最終更新日時 : 2022-08-05 タオ 思慕の情 かなしという言葉は(2)建礼門院右京大夫集を書いて 2.世の中の人は そして作者が詠んだ歌が、「なべて世の はかなきことを かなしとは かかる夢みぬ 人やいひけむ」 選字は、「な遍てよ能盤可奈幾こと越可奈 し登者駕ヽ流ゆ免三ぬ日とや 以飛希無」 歌意は、「 […]
2022-08-05 / 最終更新日時 : 2022-08-05 タオ 思慕の情 かなしという言葉は(1)建礼門院右京大夫集を書いて 1.命には限りがあると 言いようのない嘆きの中で、作者は 「ただ『かぎりある命にてはかなく』など聞きしことをだにこそ、 かなしきことにいひ思へ、これは、なにをかためしにせむと、か へすがへすおぼえて」 選字は、「多ヽ […]
2022-08-04 / 最終更新日時 : 2022-08-04 タオ 思慕の情 翌春に資盛の悲報が(4)建礼門院右京大夫集から 4.あの人の面影が 夜具を引きかぶって横になった作者ですが、 「あやにくに面影は身にそひ、言の葉ごとに聞く心ちして、身をせめて かなしきこと、いひ尽くすべき形なし。」 選字は、「あや爾久面影者身二 楚日言の葉こ […]