2020-02-09 / 最終更新日時 : 2020-02-09 タオ かな書道 読みにくいかな古筆を読んでみる(4) 4,書いてみる Writing読むために書いてみるをいう試みをいたしましょう。 濃いめの鉛筆をご用意ください。ちなみに、上記のものは、4Bで書いています。日頃、お筆で書いておりますと、鉛筆が硬く感じられますが、古の人々 […]
2020-02-08 / 最終更新日時 : 2020-02-08 タオ かな書道 読みにくいかな古筆を読んでみる(3) 3.景色 Sceneまずは、景色として眺めることをお勧めします。 すると、一行目の始まりが静かでありながら、中ほどで少し動き、一行目の後半は、意表を突かれます。『いろよ』までが落ち着いた出だしです。そして『りも』は左右に […]
2020-02-07 / 最終更新日時 : 2020-02-09 タオ かな書道 読みにくいかな古筆を読んでみる(2) 2.用例 Example早いもので、すでに立春が過ぎ、暦の上では春となりましたので、春の歌を読んでみたいと思います。 色よりも香こそあはれとおもほゆれ たが袖ふれしやどの梅ぞも(古今和歌集 読み人しらず)と、現在は読む […]
2020-02-06 / 最終更新日時 : 2020-02-08 タオ かな書道 読みにくいかな古筆を読んでみる(1) かな書道作品を読む時に必ず出てくる問題は、読めないということです。これは、現在使われていない読み方で、漢字を音として読んでいるからです。 1.成り立ち Historyかなには大きく分けて、万葉仮名、草仮名、平仮名と片仮名 […]
2020-02-05 / 最終更新日時 : 2020-02-05 タオ かな書道 かな書道っておもしろい?(5) これまでのお話でいくらか、かな書道に興味を持って頂けましたでしょうか。今回は、濃淡についてです。 5.濃淡 Tone 作品をご覧になると、墨の濃い所と薄い所があることに気づくと思います。もしくは、潤渇ともいい墨がたっぷ […]
2020-02-04 / 最終更新日時 : 2020-02-04 タオ かな書道 かな書道っておもしろい?(4) 4. こころ Mind 書は人なりと申します。書にはその人の心があらわれるというものです。作品には知らず知らずの内に、自分の心持ちが出てしまう、何となく恐ろしくもあります。 作者が気持ちを込めて良き書を書きたいと思うこ […]
2020-02-03 / 最終更新日時 : 2020-02-03 タオ かな書道 かな書道っておもしろい?(3) 三点目は、リズムです。3.リズム Rhythm テンポ、調子という言葉からは、音楽のメロディーが浮かんできそう ですが、作品に欠かせないポイントです。第1回で書きました流れを 生かすために、リズムは欠かせません。 例 […]
2020-02-02 / 最終更新日時 : 2020-02-03 タオ かな書道 かな書道っておもしろい?(2) 前回、かな書道作品を見る時のおもしろいポイントとして、「流れ」を挙げましたが、今回は動きです。 2.動き Movement 書作品は一度限りの勝負です。同じところをなぞったり、書き直したり、ましてや、消すことなどはできま […]
2020-02-01 / 最終更新日時 : 2020-02-03 タオ かな書道 かな書道っておもしろい?(1) 書道展に足を運ぶことはおありですか?毎日書道展では、漢字、かな、近代詩文書、大字、篆刻や刻字前衛書が展示されます。 ここでは、かな書道作品の大字についておもしろい鑑賞法を記します。 1.全体の流れ F;low かな作品を […]