2023-02-05 / 最終更新日時 : 2023-02-05 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻二(6)国宝を臨書して 6.私に浮き名が立つと 鏡王女の御歌の釈文は、「玉くしげ覆をやすみ開けて行かば 君が名はあれどわが名惜しも」 かなの選字は、「多ま久しけ於ほふをやすみあけてい可は 君可奈はあ禮と和可なをしも」 鑑賞:『金沢 […]
2023-02-04 / 最終更新日時 : 2023-02-05 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻二(5)国宝を臨書して 5.内大臣へ宛てて 次は内大臣にあてた鏡王女からの御歌である。内大臣とは藤原鎌足であった。鏡王女は天智天皇に愛されたが、その後鎌足の正室となる。 釈文:「内大臣藤原卿鏡王女をよばう時、鏡王女の内大臣に 贈る歌」原文 […]
2023-02-03 / 最終更新日時 : 2023-02-02 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻二(4)国宝を臨書して 4.仮名で書くと 釈文:「秋山の樹の下隠り逝く水の われこそ益(ま)さめ御思ふよりは」 選字は、「あ支やま能このした可く禮遊久み徒の わ禮こ曽まさめ於もふよ利は」 歌意は、「秋山の樹に下の見えないところを通 […]
2023-02-02 / 最終更新日時 : 2023-02-02 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻ニ(3)国宝を臨書して 3.鏡王女がこたえて 鏡王女が天皇の御歌にこたえた歌一首釈文:「鏡王女奉和御歌一首 秋山之樹下隠逝水乃吾許曽益目御念従者」 鑑賞:この前に天智天皇が贈られた御歌にこたえたものであ る。一行めは「鏡」を大きく書き […]
2023-02-01 / 最終更新日時 : 2023-01-30 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻二(2)国宝を臨書して 2.筆跡は 筆跡は、平安後期に管弦と和歌に優れた才能を発揮した源俊頼と考えられていたが、近年の研究によって今日では藤原定信の筆跡と考えられる。 定信は、能書で三蹟の一人、藤原行成にはじまる第五代に当たる。康治元年の近衛天 […]
2023-01-31 / 最終更新日時 : 2023-01-30 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻ニ(1)国宝を臨書して 1.金沢本とは 金沢藩主前田家に伝来したことにちなみ、この名で呼ばれる昨年国宝に指定された古筆である。三の丸尚蔵館に所蔵されている『万葉集』巻第二である。 伝来については、宝永四年(1707)仲春、第五代藩主綱紀が記して […]
2023-01-30 / 最終更新日時 : 2023-01-28 タオ 国宝の書 元永本古今集を臨書して(5)春歌上から 5.いろもかも 釈文:「色も香もおなじ昔にさくらめど 年ふる人ぞあらたまりける」 選字は、「以呂毛香无於奈無可し にさくらめとヽ 志ふる人所あらた ま利介る」 […]
2023-01-29 / 最終更新日時 : 2023-01-28 タオ 国宝の書 元永本古今集を臨書して(4)春歌上から 4.桜の花の 詞書が、「桜の花のもとにて、年の老いぬる事を嘆きてよめる 友則」 選字は、「さくらの花能无とにてとしの お意ぬることを那け支て 友則」 鑑賞 […]
2023-01-28 / 最終更新日時 : 2023-01-28 タオ 国宝の書 元永本古今集を臨書して(3)春歌上から 3.素性法師の歌 釈文:「見わたせば 柳桜をこきまぜて 宮こぞ春の錦なりける」 選字は「美わ多世八柳桜を古支末勢て 見やこ曽は留の耳し支な 李介流」 鑑賞:『元永本古今集』は漢字とかなとの調和が美しいこ […]
2023-01-27 / 最終更新日時 : 2023-01-28 タオ 国宝の書 元永本古今集を臨書して(2)春歌上から 2.料紙は 料紙は、紫、赤、緑、黄、茶、白などの色を染めた地に、唐草、七宝、菱文、亀甲などの型文様を雲母で刷り出したり、摩擦によって文様を表す空摺の技法を用いた日本製の唐紙である。 裏面も金銀の切箔や砂子などがまかれ華麗 […]