和泉式部日記を書く(七十九)-あふみぢは-(1)

1.返し
釈文:「あふみぢは 忘れにけりと みしものを 関路うちこえ とふ人やたれ」

選字は「返し あ婦三遅者王須連爾希里度美しも能を 関路うち故盈登ふ人や多れ」

歌意は「名称は『逢ふ路』でもこの近江の道はもうお忘れになったかと思いました。今頃になって逢坂の関を越えておいでになる方は一体どなたでしょう。」

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社