和泉式部日記を書く(七十二)-かたらふ人の-(2)

2.しのばれん
釈文:「しのばれん ものとはみえぬ わが身かな あるほどをだに たれかとひける」

選字は「し能者連無毛のと盤見えぬ王可身か奈 本とを多耳堂れ可と飛希流」

歌意は「私が亡き後、誰一人しのんではくれないでしょう。だって生きているうちからどなたも見舞いに来てくれないのですから。」

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社