和泉式部日記を書く(七十)-このたびを-(2)

2.かぎりとみるに
釈文:「このたびを かぎりとみるに おつれども つきせぬものは なみだなりけり」

選字は「こ能多飛を閑よりと見る耳於つ連と毛 徒支せ怒も農八難み多那利希李」

鑑賞:「このたびを かぎりとみるに おつれども つきせぬものは なみだなりけり」

歌意は「なかなかお見えにならないので、あなたとの仲はこれでおしまいかと思うと涙が落ちます。それがいつまでも尽きないことです。」

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社