俊成卿女家集を書いて味あう(20)-月花五十首を-
20.月の光を
「清見潟月の光のさえぬれば波の上にも霜は置きけり」『拾玉集』
月の光を霜に見立てる趣向が当時多く見られた。
月光に照らされて霜のように見える冬の情景を詠んだ。
一方、俊成卿女は白く冷たく輝く月の光のために、菊の葉に降りた露が、あたかも冬の「霜」のように見える様子を詠んだものである。晩秋のしんみりとした光景が目に浮ぶ。
参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店

20.月の光を
「清見潟月の光のさえぬれば波の上にも霜は置きけり」『拾玉集』
月の光を霜に見立てる趣向が当時多く見られた。
月光に照らされて霜のように見える冬の情景を詠んだ。
一方、俊成卿女は白く冷たく輝く月の光のために、菊の葉に降りた露が、あたかも冬の「霜」のように見える様子を詠んだものである。晩秋のしんみりとした光景が目に浮ぶ。
参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店
