2021-08-31 / 最終更新日時 : 2021-08-29 タオ 琴線にふれる 「出師表」諸葛孔明(6)小楷を臨書する 6.三顧の礼を尽くして 「侍中尚書長史参軍此悉亮死節之臣也 願陛下親之信之則漢空之隆 可計日而待也 臣本布衣躬耕於南陽 苟全性命於亂世不求聞達於諸侯 先帝不以臣卑鄙猥自枉屈 三顧臣草廬之中 諮臣以当世之事 由是感激遂 […]
2021-08-30 / 最終更新日時 : 2021-08-29 タオ 琴線にふれる 「出師表」諸葛孔明(5)小楷を臨書する 5.各々が適した所へ 「是以衆議挙寵為督 愚以為営中之事悉以咨之 必能使行陣和睦 優劣得所也 親賢臣達小人此先漢所以興隆也 親小人達賢士 此後漢所以傾頽也 先帝在時 毎与臣論此事 未嘗不歎息痛恨於恒霊也」 大意は、将軍 […]
2021-08-29 / 最終更新日時 : 2021-08-29 タオ 琴線にふれる 「出師表」諸葛孔明(4)小楷を臨書する 4.先帝が遺された臣下 「侍中侍郎郭攸之 費禕 董允等 此皆良実 志慮忠純 是以先帝簡抜 以遺陛下 愚以為宮中之事 事無大小 悉以咨之 然後施行 必能裨補闕漏 有所広益也 将軍向寵 性行淑均 暁暢軍事 試用 […]
2021-08-28 / 最終更新日時 : 2021-08-28 タオ 琴線にふれる 「出師表」諸葛孔明(3)小楷を臨書する 3.真心からの進言に 「不宜妄自菲薄 引喩失義 以塞忠諫之路也 宮中府中 倶為一体 陟罰臧否 不宣異同 若有作姦犯科 及為忠善者 宜付有司 論其刑賞 以宣偏私 使内外異法也」 祝允明は、鍾繇の風韻をもっ […]
2021-08-27 / 最終更新日時 : 2021-08-26 タオ 琴線にふれる 「出師表」諸葛孔明(2)小楷を臨書する 2.今は危急存亡の時 「先帝創業未半 而中道崩殂 今天下三分益州疲弊 此誠危急存亡之秋也 然侍衛之臣 不懈於内(忠) 忠志之士 亡身於外者 蓋追先帝之殊遇 欲報之陛下也 誠宜開帳聖聴 以光先帝遺徳 恢弘志士之気」 […]
2021-08-26 / 最終更新日時 : 2021-08-26 タオ 琴線にふれる 「出師表」諸葛孔明(1)小楷を臨書する 1.祝允明の出師表 孔明の出師表に興味を持った筆者が読んだところ、すっかり魅了されたので書いてみることにしました。調べると、祝允明が出師表を揮毫した書が国立博物館に所蔵されていました。 祝允明は(1460〜1526)父や […]
2021-08-25 / 最終更新日時 : 2021-08-23 タオ 琴線にふれる 「蜀相」諸葛亮(5)杜甫の詩を書く 5.孔明の出師表 蜀の宰相諸葛亮(181〜234)字、孔明は劉備亡き後、魏と戦うために軍隊を率いて出征する時、後主劉禅に奉った上奏文が「出師表」です。古来名文として名高く、後に人々の涙を誘いました。 「臣を草廬の中に三顧 […]
2021-08-24 / 最終更新日時 : 2021-08-23 タオ 琴線にふれる 「蜀相」諸葛亮(4)杜甫の詩を書く 4.涙で袖に濡れる 「出師未捷身 先死長使英 雄涙満襟」 読み下し文は、「出師 未だ捷たずして 身先ず死し 長えに英雄をして 涙 襟に満たしむ」 意味は、孔明は、軍を出し未だ勝利しないうちに亡くなって […]
2021-08-23 / 最終更新日時 : 2021-08-23 タオ 琴線にふれる 「蜀相」諸葛亮(3)杜甫の詩を書く 3.かつて、劉備は かつて、劉備は孔明の庵を何度も訪れた。 「三顧頻繁天下計 両朝開済老臣心」 読み下し文は、「三顧頻繁なり 天下の計 両朝開済す 老身の心」 意味は、昔、劉備は、孔明の草庵を頻繁に訪れ、 […]
2021-08-22 / 最終更新日時 : 2021-08-20 タオ 琴線にふれる 「蜀相」諸葛亮(2)杜甫の詩を書く 2.廟の景色は 三・四句は、董其昌が揮毫していましたので、倣書しています。 「映階(土篇)碧草自春色 隔葉黄鸝空好音」 読み下し文は、「階に映ずる碧草は自ずから春色 葉を隔つる黄鸝は空しく好音」 意味は、 […]