2023-02-15 / 最終更新日時 : 2023-02-13 タオ 古筆の美しさ 西行筆と伝えられる山家心中集は(3)臨書して 3.本当の筆者は 本文の上、欄外にはその歌が勅撰集に入集していることを示す書き付けがある。上記の部分では、一句目に「千」四句目にも「千」、五句目には「新」の文字がある。 これは、「千」『千載集』、「新」『新古今集』であり […]
2023-02-14 / 最終更新日時 : 2023-02-13 タオ 古筆の美しさ 西行筆と伝えられる山家心中集は(2)臨書して 2.「伝山家心中集」は 「伝山家心中集」は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて書き写された現存最古の写本である。筆者を西行と伝えている。 巻首の内題「山家心中集 花月集ともいふべし」と、それに続く「花 三十六首」の部位 […]
2023-02-13 / 最終更新日時 : 2023-02-12 タオ 古筆の美しさ 西行筆と伝えられる山家心中集は(1)臨書して 1.山家心中集とは 『山家心中集』とは、西行(1118〜90)が自詠歌三百六十首、贈答の他人歌十四首を、花・月・恋・雑に分けて晩年にまとめた自撰歌集である。 末尾には藤原俊成(1114〜1204)との贈答歌があり、成立は […]
2023-02-12 / 最終更新日時 : 2023-02-12 タオ 国宝の書 西行の一品経和歌懐紙を臨書して(5)その澄んだ線は 5.わたつうみの 釈文:「わたつうみの ふかきちかひにたのみあれば かのきしべにも わたらざらめや」 本作の用字は「わ多つうみ能布可支ち可ひ爾多の 見あ連は可能きしへ爾も わ多ら佐ら免邪」 […]
2023-02-11 / 最終更新日時 : 2023-02-11 タオ 国宝の書 西行の一品経和歌懐紙を臨書して(4)その澄んだ線は 4.ふたつなく それでは本文の釈文を見ていくと、「ふたつなくみつなきのりの あめなれど いつヽのうるひ あまねかりけり」 用字は、「布多つ那具みつ那久の里の あめ奈れといつヽのうるひあ万ね 可利介利」 鑑 […]
2023-02-10 / 最終更新日時 : 2023-02-09 タオ 国宝の書 西行の一品経和歌懐紙を臨書して(3)その澄んだ線は 3.西行の真跡は 西行筆と伝えられている書は、あるけれども真筆と確認されたものは数少ない。その中でも、この「一品経和歌懐紙」と「仮名消息」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)は真蹟であると認められている。 一見して、その緩みのない澄 […]
2023-02-09 / 最終更新日時 : 2023-02-09 タオ 国宝の書 西行の一品経和歌懐紙を臨書して(2)その澄んだ線は 2.西行の出家 西行は漂白の歌人として名高いが、かつては北面の武士として鳥羽上皇に仕えていた。北面の武士とは、白河上皇の院政時代に設置された院司の一つで、院の北面で警護に当たる。 しかし、保延六年(1140)23歳で出家 […]
2023-02-08 / 最終更新日時 : 2023-02-09 タオ 国宝の書 西行の一品経和歌懐紙を臨書して(1)その澄んだ線は 1.一品経和歌とは こちらは西行(1118〜1190)の真筆として知られる一品和歌懐紙を臨書したものである。 そもそも一品経和歌とは、法華三十講・一品経供養ののちに開かれる歌会で、それぞれの経典の経意を読んだものである。 […]
2023-02-07 / 最終更新日時 : 2023-02-08 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻二(8)国宝を臨書して 8.あなたを恋しく かなの選字は次のように「たま久しけみむまとやま能さね可川ら」 鑑賞:「円山」を「まとやま」と訓じる説があり、これはそのように読んでいる。漢字を当てたものの、どのように読むかが、時代を経てわからなくなっ […]
2023-02-06 / 最終更新日時 : 2023-02-08 タオ 国宝の書 金沢本万葉集巻二(7)国宝を臨書して 7.鎌足の返し 藤原鎌足が返した歌は、原文:「内大臣藤原卿報鏡王女歌一首 玉くしげ将見円山乃狭名葛佐不寝者遂爾 有勝麻之目」 釈文:「玉くしげみまと山のさなかづら さ寝ずはつひにありかつましじ」 語釈:「 […]