俊成卿女家集を書いて味わう(1)-月花五十首を-

1.月花五十首とは
「月花五十首」は「句題五十首」ともいう。建仁元年九月〜十二月後鳥羽院仙洞(院の御所)で行われた。

花二十題・月二十題・恋十題より成る結題(むすびだい 題詠の際に掲げる題)の五十首。

作者は後鳥羽院、良経、慈円、俊成卿女、宮内卿、定家の六人である。女房二人を除く作者に俊成と寂蓮の二人を加えた六人が点者(点数をつけて優劣を判定する人)となり、合点を加えた。

参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店