俊成卿女家集を書いて詠む(24)-余情あふれて-

24.松島や
釈文:「松島や小島(をじま)が磯に寄る波の月の氷に千鳥鳴くなり」

選字は「ま徒し万やを志ま可磯耳よ流奈 美農つきの氷に千鳥鳴久な利」

鑑賞:「小島」は雄島・御島とも書く。松島群島の一島。「月の氷」氷のような月光。

参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店