俊成卿女家集を書いて詠む(17)-余情あふれて-

17.秋風に
釈文:「秋風に外山の鹿は聲たてて 露吹き結ぶ小野の浅茅生」

選字は「秋風耳とやまの志可者こ衛多てヽ つ遊ふ支む須布小野の浅茅生」

語釈:「外山の鹿」里近くの山に棲息する鹿。「露吹き結ぶ」吹いて露を結ばせる。

参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店