和泉式部日記を書く(六十一)-ひさしうおとづれぬ人(2)

2.もしも来ば
釈文:「もしも来ば、道のまぞなき 宿はみな 浅茅が原と なりはてにけり」

選字は「も志裳こは道のま處奈支やと者美な 浅遅可原と那り盤亭爾希里」

歌意は「もしも、あなたがおいでになったとしても、どなたもお見えにならないので、道のすき間もないほど草が生い茂ってしまいました。」

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社