和泉式部日記を書く(五十六)-つらきをも-(2)

2.こころをば
釈文:「こころをば ならはぬものぞ あるよりも いざつらからん おもひ知るやと」

選字は「こヽ路乎盤奈らはぬも農處阿るよ里毛 移さ川らか羅無於裳日し流やと」

歌意は「このように冷たいこころの方とは、お付き合いしなれておりませんでした。これではあなた以上に冷たく対応するしかありません。あなた自身がお分かりになるように。」

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社