俊成卿女家集を書いてまなぶ(9)-北山三十首から-

9.夜半の契りを
釈文:「待なれし夜半の契りを郭公(ホトトギス)涙に結ぶしのヽめの露」

選字は「待奈連し夜半の千支里越ほとヽ支春 奈美多にむ須布志能ヽ免農つ遊」

語釈:「涙に結ぶ」ほ「涙・結ぶ」は露の縁語。「結ぶ」は契りの縁語。

参考文献:平安鎌倉私家集 久松潜一校注 岩波書店