月下獨酌四首から其一(3)李白詩を書く

3.影は付きしたがう

祥香書

月既不解飲
 影徒随我身


書き下し文は、「月は既に飲むを解せず
        影は徒に我が身に随う」

「不解飲」:「解」はできるの意味。飲むことができない。
「徒」:いたずらに、むなしく。

意味は、月はもともと酒を飲むことができない。
影はいたずらに自分のからだに付き従うばかりである。

仲間に加わった月も酒は飲むことができない、それはわかっているのだ。
もう一人の影も自分にくっついているだけだ、とユーモアを交えて詠う、
作者は楽しそうです。

 参考文献:漢詩と名蹟 鷲野正明著 二玄社