大字を書くときの姿勢(5)床・畳の上で書を書く

5.ペンを拾うだけでも

重い荷物を持ち上げる場合は「近づいて持ち上げましょう」とよく言われます。これは、てこの原理を応用して、重りを腰の視点に近づけることで腰の負担を小さくするためです。

でも例えば、ペンのような軽い物を拾う場合でも、腰を大きく曲げ、上半身を前に傾けすぎると、上半身の重さで腰に大きな負担となり、ケガをする危険があります。

ですから、筆のような軽い物でも油断はできません。ましてや、筆を用いて書作品を仕上げる時には、どうしても気持ちは書くという行為に向かうため、体の使い方に気が回らなくなります。

どうしても立って書く場合は、股関節を曲げることですが、あまり前屈みになりすぎないように気をつけることが大切です。

参考文献:肩こり・腰痛解消エキササイズ 監修/谷本道哉 学研