2020-03-29 / 最終更新日時 : 2020-03-29 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(3) 3.一条摂政集はいつ書かれたのですか? When Ichijyousessyousyu was written?以前に見てきた高野切一種や関戸本古今集よりも、時代が下がった、つまり新しいと考えますか、それとももっと古いと […]
2020-03-28 / 最終更新日時 : 2020-03-29 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(2) 2. 一条摂政集は誰が書いたのでしょうか Who is the writer of Ichijousessyousyu? 江戸時代の極札(古筆などを鑑定した結果を短冊型の小札にしるしたもの)等では本文を西行(1118〜9 […]
2020-03-27 / 最終更新日時 : 2020-03-27 タオ かな書道 一条摂政集をご存知ですか(1) 1. 「一条摂政集」とは? What is Ichijousessyousyu?藤原伊尹(これただ)(924〜972)の和歌を収めた個人の歌集です。伊尹は右大臣九条師輔の長男ですが、屋敷が一条にあったことから一条摂政と呼 […]
2020-03-26 / 最終更新日時 : 2020-03-26 タオ かな書道 自由奔放な古筆、香紙切(5) 5.お気に入りをご紹介 Hope you like Kousikire 例えば、右側の六行目からでは、「あふことをいつかとまつにあやめぐさ いとゞ こひぢにしげるめるかな」の中で、行頭の「あふ」です […]
2020-03-25 / 最終更新日時 : 2020-03-25 タオ かな書道 自由奔放な古筆、香紙切(4) 4. 息の長い連綿 Continuously written characters三行目:「こゑにこころのとまりぬるかな」 「こ」は「己」が字母なので、つづけたときに筆意が感じられます。「ゑ」は「恵」の旧字を字母としてい […]
2020-03-24 / 最終更新日時 : 2020-03-24 タオ かな書道 自由奔放な古筆、香紙切(3) 3.どういう紙に書かれていたの? What kind of the Paper was used ?料紙は、丁子の花弁や蕾を濃く煎じて、その汁で染めたものです。当時は、芳香を放つ料紙として珍重されていたと思われます。 「 […]
2020-03-23 / 最終更新日時 : 2020-03-24 タオ かな書道 自由奔放な古筆、香紙切(2) 2.筆者はどなたでしょうか Who is the writer of the Kousikire?筆者は、小大君(こおおきみ 又は、こだいのきみ)と伝えられています。小大君は三十六歌仙の一人で、平安時代の女流歌人です。 […]
2020-03-22 / 最終更新日時 : 2020-03-24 タオ かな書道 自由奔放な古筆、香紙切(1) 1.大胆な筆致 A Bold Strokeこれほど、運腕が大きく自由な筆法は珍しい古筆切です。線質は直筆で、強く張りがある書線であることから、一気呵成に書き上げたのではないかと思われます。そのため、一部に乱れた字形が見ら […]
2020-03-21 / 最終更新日時 : 2020-03-21 タオ かな書道 本阿弥切の魅力(5) 5.どういう紙に書かれていたの? What kind of the paper was used?大きさは、各縦16.7cm 横28cmの唐紙を継いだものです。布目打ちのある表面には、雲鶴・夾竹桃・相生唐草・花菱・唐花・ […]
2020-03-20 / 最終更新日時 : 2020-03-20 タオ かな書道 本阿弥切の魅力(4) 4.再び小野小町の歌を読む To read the Waka of Komoti again 「おもひつつ」「お」は「於」を用いて、渇筆からの出だしを大きく始めています。右側の余白に響かせて、一行目を下げたことが生きて […]