コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動

書・森田 祥香

  • ホームHOME
  • 教室情報School Information
    • お教室
    • アクセス
  • ギャラリーGallery
    • 毎日書道展作品
    • 温知会書道展
  • お問合せContact Us

かな書道

  1. HOME
  2. かな書道
2020-08-22 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(5)建礼門院右京大夫は

5.美しすぎると命が惜しい 前回、頭中将は、「維盛のように、美しい容姿であったならば、命が惜しくてかえってよくないことだ」と述べています。 それは、なぜでしょうか。現代では、美しさに羨望の眼差しが注がれることがあっても、 […]

2020-08-21 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(4)建礼門院右京大夫は

4.絵物語を見るようで 現代語訳を続けますが、底本に「ふたえ」とあるのを、「ふたあゐ」と改めてあります。*① 「二藍(赤みを帯びた藍色)の色が濃い直衣(平常服)に括り袴、若楓(表が薄萌黄色、裏は薄紅梅色)の衣、その季節の […]

2020-08-20 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(3)建礼門院右京大夫は

3.警固姿は凛々しくて さらに、もう一語「警固の姿」とは賀茂祭の前々日の未の日から翌日まで、近衛府の中将以下が束帯または直衣に弓矢・剣を帯し冠に巻れいをつけた服装で警固にあたることです。 それでは、現代語訳を試みますと、 […]

2020-08-19 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(2)建礼門院右京大夫は

2.賀茂神社の祭礼に 使われている語彙を少し見ていきましょう。みあれ:御生と書き、賀茂神社の祭神、別雷命の生誕祭といわれます。 藤壺:宮中五舎の一つ、飛香舎、清涼殿の北、弘徽殿の西に位置します。   壺(中庭)に藤が植え […]

2020-08-18 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(1)建礼門院右京大夫は

1.平家の若武者 再び、頭中将実宗が現れ、4月のお祭りの頃、平家の若武者に声をかけます。 「おなじ人の、四月みあれの頃、藤壺にまゐりて物語せしをり、権亮藤壺のとほりしを呼びとめて、「このほどに、いづくにてまれ、心とけて遊 […]

2020-08-17 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(5)

5.見事な返し歌 いよいよシーンは佳境に入ります。琵琶の名手である頭中将実宗が、「琴ひけ」と言われ、文をよこします。 「松風の響きもそへぬひとりごとは さのみつれなき音をやつくさむ」 「つれなき」は、連れ、合奏ができない […]

2020-08-16 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(4)

4.和歌も琴の音を松風に喩えた 琴の音を松風に喩えることが、好まれました。   「琴の音に峰の松風通ふらし  いづれのをより調べそめけむ」          斎宮女御 『拾遺集』雑上と、歌われています。 歌意:静かな夜、 […]

2020-08-15 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(3)

3.琴の音色を松風にたとえる ここで、「松風のひびき」が登場しますが、これは「琴の音」のことです。この比喩は漢詩によく見られるものです。 『和漢朗詠集』管弦付舞妓に 「第一第二の絃は索々たり 秋の風松を払って疎韻落つ   […]

2020-08-14 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(2)

2.松風の響きのような それでは本文を見てまいりましょう。釈文:頭中将実宗の、つねに中宮の御方へまゐりて、琵琶ひき歌うたひ遊びて   ときどき、「琴ひけ」などいはれしを「ことざましにこそ」とのみ申し   て過ぎしに、ある […]

2020-08-13 / 最終更新日時 : 2020-08-08 タオ 思慕の情

「琴ひけ」と言われ建礼門院右京大夫は(1)

1.頭中将実宗 ここで初めに登場人物の紹介をいたしましょう。冒頭に出てきます、頭中将実宗とは、西園寺(藤原)実宗。  久安五年(1149)生まれ、建暦二年(1212)没、六十四歳。 権大納言藤原公通の嫡男、母は内大臣藤原 […]

投稿のページ送り

  • «
  • 固定ページ 1
  • …
  • 固定ページ 97
  • 固定ページ 98
  • 固定ページ 99
  • …
  • 固定ページ 106
  • »

最近の投稿

時雨の紅葉・風の前なる(2)和泉式部日記を書いて

2025-05-12

時雨の紅葉・風の前なる(1)和泉式部日記を書いて

2025-05-11

大鳥の羽に霜(5)和泉式部日記より

2025-05-10

大鳥の羽に霜(4)和泉式部日記より

2025-05-09

大鳥の羽に霜(3)和泉式部日記より

2025-05-08

大鳥の羽に霜(2)和泉式部日記より

2025-05-07

大鳥の羽に霜(1)和泉式部日記より

2025-05-06

葛城山の岩橋によせて(4)和泉式部日記から

2025-05-05

葛城山の岩橋によせて(3)和泉式部日記から

2025-05-04

葛城山の岩橋によせて(2)和泉式部日記から

2025-05-03

カテゴリー

  • 60歳からの手習い
    • おとなの楷書と草書
    • おとなの楷書と行書
    • 大人のかな書
  • お知らせ
    • 展覧会
  • かな書道
    • 60歳からのかな書
    • 和歌を味わう
    • 思慕の情
    • 感性豊かな才知
  • とらわれのない境地に遊ぶ
    • 万物斉同
    • 人々の交わる世の中で
    • 生命を養う
  • 体にラクな揮毫フォーム
  • 国宝の書
  • 情報
  • 書の心
    • 人生を楽しむ
    • 古筆の美しさ
    • 表れる人格
  • 漂泊の想い
  • 琴線にふれる
  • 禅と書のつながり
    • 中国書画と禅
  • 読み書き詩歌
    • 書いて置きたい詩歌
    • 自由律俳句を書く

アーカイブ

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月

アーカイブ

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月

カテゴリー

  • 60歳からのかな書
  • おとなの楷書と草書
  • おとなの楷書と行書
  • お知らせ
  • かな書道
  • とらわれのない境地に遊ぶ
  • 万物斉同
  • 中国書画と禅
  • 人々の交わる世の中で
  • 人生を楽しむ
  • 体にラクな揮毫フォーム
  • 古筆の美しさ
  • 和歌を味わう
  • 国宝の書
  • 大人のかな書
  • 展覧会
  • 思慕の情
  • 情報
  • 感性豊かな才知
  • 書いて置きたい詩歌
  • 書の心
  • 漂泊の想い
  • 琴線にふれる
  • 生命を養う
  • 禅と書のつながり
  • 自由律俳句を書く
  • 表れる人格
  • 読み書き詩歌
  • サイトマップ

Copyright © 書・森田 祥香 All Rights Reserved.

Powered by WordPress with Lightning Theme & VK All in One Expansion Unit

MENU
  • ホーム
  • 教室情報
    • お教室
    • アクセス
  • ギャラリー
    • 毎日書道展作品
    • 温知会書道展
  • お問合せ