2023-07-21 / 最終更新日時 : 2023-07-21 タオ 思慕の情 七夕の笹に五色の糸をかけて(4)建礼門院右京大夫集より 4.雲のころもの 釈文:「たなばたの あかぬわかれの 涙にや 雲のころもの 露かさぬらむ」 選字は「七夕の阿か努わ可麗の奈美多二や 供も農こ路毛のつ遊可さぬ羅无」 鑑賞:「雲のころも」は織女星から関連して思い出して、雲を […]
2023-07-20 / 最終更新日時 : 2023-07-20 タオ 思慕の情 七夕の笹に五色の糸をかけて(3)建礼門院右京大夫集より 3.なにを話すのやら 釈文:「なにごとを まづかたるらむ 彦星の 天の河原に 岩枕して」 選字は「那二古と越ま徒可留ら无彦星の 天乃河原耳い盤満久ら志て」 歌意は「なにを初めに語るのだろうか。一年ぶりに織女に会った彦星が […]
2023-07-19 / 最終更新日時 : 2023-07-19 タオ 思慕の情 七夕の笹に五色の糸をかけて(2)建礼門院右京大夫集より 2.涙で濡れた袖では 釈文:「いとふらむ 心もしらず たなばたに 涙の袖を 人なみにかす」 選字は「以度布らむ心もし羅春多奈八堂 耳涙農處弖越飛とな見二可数」 鑑賞:「いとふらむ」は織女にとっては年に一度の大切な逢瀬であ […]
2023-07-18 / 最終更新日時 : 2023-07-19 タオ 情報 七夕の笹に五色の糸をかけて(1)建礼門院右京大夫集より 1.野辺の機織り虫も 釈文:「たなばたに けふやかすらむ 野辺ごとに みだれ織るなる 虫のころもも」 選字は「多那盤多耳遣ふや可春羅無 野へ許と爾三堂れおる奈類む志のこ露もヽ」 鑑賞:「虫のころも」は機織虫が機を織るよう […]
2023-07-17 / 最終更新日時 : 2023-07-17 タオ 思慕の情 天の河にかささぎが翼を並べて(5)建礼門院右京大夫集から 5.七夕つめも 釈文:「あはれとや 七夕つめも 思ふらむ 逢ふ瀬もまたぬ 身の契りをば」 選字は「阿盤れとや七夕つ免もおも布ら无 逢う瀬毛ま多努身能遅支利を八」 歌意は「七夕つめ(織女)もあわれと思ってくれるだろうか。も […]
2023-07-16 / 最終更新日時 : 2023-07-16 タオ 思慕の情 天の河にかささぎが翼を並べて(4)建礼門院右京大夫集から 4.天の河のかささぎが 釈文:「彦星の あひみるけふは なにゆゑに 鳥のわたらぬ 水むすぶらむ」 選字は「彦星の阿日見流介布盤奈爾遊 衛耳鳥能わ多らぬ水无春ふら無」 鑑賞:「鳥」はかささぎ。七夕伝説ではかささぎが翼を並べ […]
2023-07-15 / 最終更新日時 : 2023-07-14 タオ 思慕の情 天の河にかささぎが翼を並べて(3)建礼門院右京大夫集から 3.夕暮れを待ち急いで 釈文:「いくたびか ゆきかへるらむ 七夕の 暮れいそぐまの 心づかひは」 選字は「以久堂避可遊支かへる羅無七夕の 暮れい曽供万の心徒可日盤」 鑑賞:「暮れいそぐ」夕暮れになるのを待ち急いでいること […]
2023-07-14 / 最終更新日時 : 2023-07-14 タオ 思慕の情 天の河にかささぎが翼を並べて(2)建礼門院右京大夫集から 2.岩の枕は 釈文:「七夕の 岩の枕は こよひこそ 涙かからぬ 絶え間なるらめ」 選字は「七夕のい盤能枕者こよ飛故曽奈三多 閑ヽ羅ぬ多え満奈るら免」 鑑賞:「岩の枕」天の河原の岩の上でひそかに逢うことをいう。底本『九州大 […]
2023-07-14 / 最終更新日時 : 2023-07-16 タオ 展覧会 毎日書道展 かな部II類 佳作賞入賞 東京展 国立新美術館 会期:7月12日(水)〜7月24日(月)釈文:「花誘ふ比良の山風吹きにけり 漕ぎゆく舟の跡見ゆるまで」(宮内卿) 選字:「花さそ婦飛らのや万可世吹支耳介里 許支ゆ供舟農阿と見遊るま弖」展示室:102会友:森田 […]
2023-07-13 / 最終更新日時 : 2023-07-13 タオ 思慕の情 天の河にかささぎが翼を並べて(1)建礼門院右京大夫集から 1.あわれと思って 釈文:「あはれとや 思ひもすると 七夕に 身のなげきをも 愁へつるかな」 選字は「あ盤れとや思ひも春流と七夕尓み農 那希支遠毛愁へ徒る可奈」 歌意は「私の身の上をあわれと思ってくれるかと、織女星に私の […]