2022-09-30 / 最終更新日時 : 2022-09-30 タオ 禅と書のつながり 続・良寛の戒語を臨書する(5)ものいふに 5.やまとぶみ 原文:「このみてやまとぶみ能こと者川可ふ ところ耳ゐて他國のこと者つ可ふ」 釈文:「このみてやまとぶみのことばつかふ ところにゐて他國のことばつかふ」 現代語にすると、「好んで和文の言葉を使う […]
2022-09-29 / 最終更新日時 : 2022-09-30 タオ 禅と書のつながり 続・良寛の戒語を臨書する(4)ものいふに 4ふしだてて 原文:「ふし多てヽ毛能いふ こ能みて唐ふみのこと者つ可ふ」 釈文:「ふしだてヽものいふ このみて唐ぶみのことばつかふ」 現代語にすると、「ゴツゴツしてものを言う 好んで漢文の書物 […]
2022-09-28 / 最終更新日時 : 2022-09-28 タオ 禅と書のつながり 続・良寛の戒語を臨書する(3)ものいふに 3.けたたましく 原文:「け多ヽましく毛能いふ 多まげ多げ爾毛能いふ おしつけ多げ耳毛のいふ」 釈文:「けたヽましくものいふ たまげたげにものいふ おしつけたげにものいふ」 現代語にすると「騒がし […]
2022-09-27 / 最終更新日時 : 2022-09-27 タオ 禅と書のつながり 続・良寛の戒語を臨書する(2)ものいふに 2.ことごとし 原文「こと〜しく毛のいふ あて〜しく毛能いふ あ者多ヽしく毛のいふ」 釈文「こと〜しくものいふ あて〜しくものいふ あはたヽしくものいふ」 大意「おおげさにものを言う 人にあてつけ咎め […]
2022-09-26 / 最終更新日時 : 2022-09-26 タオ 禅と書のつながり 続・良寛の戒語を臨書する(1)ものいふに 1.耳ざわりなこと 原文:毛のいふ耳 おほ可多みヽ多ちて起こゆるものは き者〜しく毛のいふ 釈文:ものいふに おほかたみヽだちてきこゆるものは きは〜しくものいふ 鑑賞:「耳だちて」とは角立って耳 […]
2022-09-25 / 最終更新日時 : 2022-09-23 タオ 禅と書のつながり 良寛の戒語を臨書する(4)一巻の冒頭より 4.時と所に 原文:「時ところ耳爾あ者ぬこと さ可よひ耳こと者をいふ」 釈文:「時とことにあはぬこと さかよひにことはりをいふ」 鑑賞:「時」はふところを大きく取り、続く「とこ」を抱え込み「ろ」で余白を […]
2022-09-24 / 最終更新日時 : 2022-09-23 タオ 禅と書のつながり 良寛の戒語を臨書する(3)一巻の冒頭より 3.へらずぐち 原文:「へら春ぐち ひやう里ぐち 人能毛のいひきらぬ中にものいふ」 釈文:「へらずぐち ひやうりぐち 人のものいひきらぬ中にものいふ」 七行目の「へ」は墨をつけて大きく書かれて印象 […]
2022-09-23 / 最終更新日時 : 2022-09-23 タオ 禅と書のつながり 良寛の戒語を臨書する(2)一巻の冒頭より 2.かしましく 原文:「と者ず可多り さしでぐち こどくる」 釈文:「とはずがたり さしでぐち こどくる」 こちらの良寛の戒語は、変体かなをあまり使わずに読み易い書き方となっています。四行目は、「 […]
2022-09-22 / 最終更新日時 : 2022-09-22 タオ 禅と書のつながり 良寛の戒語を臨書する(1)一巻の冒頭より 1.ことばのおほき 原文:「ことばのおほき 者やこと 可しましく毛能いふ」 釈文:「ことばのおほき はやこと かしましくものいふ」 良寛が戒語を書いた一巻の冒頭です。良寛は、他の人に説教などをしな […]
2022-09-21 / 最終更新日時 : 2022-09-19 タオ 思慕の情 資盛を弔い源氏物語を思い出して(8)建礼門院右京大夫集を書く 8.十悪とは 真実にそむいて巧みに飾り立てたことばを「綺語」といい、十悪の一つとされますが、他にどういうものがあるのでしょうか。 十悪とは、仏教語で身・口・意の三業がつくる10種の罪悪です。殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫 […]