2023-06-02 / 最終更新日時 : 2023-06-03 タオ 琴線にふれる 「蓮」の詩歌を臨書して(1)和漢朗詠集から 1.風に吹かれてゆれる 釈文:「風荷老葉蕭条緑水蓼残花寂寞紅」 書き下し文は「風荷の老葉は蕭条として緑なり。 水蓼の残花は寂寞として紅なり。」 現代語にすると「風に吹かれてゆれるはちすの古くなった葉には、もの […]
2023-06-01 / 最終更新日時 : 2023-06-01 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(6)狂草と言われて 5.往々にして 釈文:「往々遇之。 豁然心胸。略 無疑滞。」 鑑賞:次第に筆の運びに勢いが出て、興に乗っている様子が伺える。「豁」は偏を広くゆったりと書き、旁は簡素にして次の「然」を小さく抑えて流れがみえる。 […]
2023-05-31 / 最終更新日時 : 2023-05-29 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(5)狂草と言われて 5.西の方は 釈文:「西遊上 國。謁見當代名公。 錯綜其事。遺 編絕簡。」 鑑賞:自由奔放と評するのが相応しい懐素の草書である。墨の潤渇は自然ではっきりとすみ次の箇所がわかる。 「西」で墨を入れたときは […]
2023-05-30 / 最終更新日時 : 2023-05-29 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(4)狂草と言われて 4.然れども 釈文:「然恨未能遠覩 前人之奇迹。(所) 見甚淺。遂擔 笈杖錫。」 鑑賞:この辺りは書き加えたところになるのだろう。字の大小はあるが整っている印象である。何より行の中心が通り、動きの振幅は […]
2023-05-29 / 最終更新日時 : 2023-05-29 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(3)狂草と言われて 3.欠けた行は 本幅の後には別紙に宋初の杜衍以下、諸名士の題記がある。それによると、蘇氏が蔵したとき前一紙六行を書いていたので、蘇舜欽が補ったという。 釈文はすでに蘇軾の項で書いたが、通覧しておこう。釈文:「懐素家長沙。 […]
2023-05-28 / 最終更新日時 : 2023-05-28 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(2)狂草といわれて 2.草書といえば 草書とは、書体の一つで篆隷を簡略にしたものである。しかし、一般的には行書をくずして、略したものと思われているかもしれない。 楷・行・草と呼ばれることから、その順番で発達した見なされがちだが、楷書が最も遅 […]
2023-05-27 / 最終更新日時 : 2023-05-28 タオ 表れる人格 懐素の自叙帖を臨書する(1)狂草といわれて 1.懐素の自叙帖とは 蘇軾が細楷を書いた懐素・自叙帖の真蹟といわれる。宋代にすでに三本が真蹟と伝えられていた。これはその1っぽんでm本幅は紙本、縦28.3cm、長さ755cm末尾に蘇奢、李建中の題記、南唐・昇元四年の重装 […]
2023-05-26 / 最終更新日時 : 2023-05-26 タオ 表れる人格 蘇軾の細楷を臨書して(11)懐素自叙より 11.漢代におこり 釈文:「起於漢代。杜度・崔瑗。始以妙聞。」 書き下し文は「漢代に起こり、杜度(とど)・崔瑗(さいえん)、始 めて妙を以て聞ゆ。」 鑑賞:「杜度」は後漢の章帝のとき始めて章奏(奏上文)を用い […]
2023-05-25 / 最終更新日時 : 2023-05-25 タオ 表れる人格 蘇軾の細楷を臨書して(10)懐素自叙より 10.もの好きとともに 釈文:「兼好事者同作歌。以贊之。動盈 巻軸。夫草稿之作。」 書き下し文は「兼ねて好事の者と同(とも)に歌を作り、以て之を贊す。動(やや)もすれば巻軸に盈てり。夫れ草稿の作は」 鑑賞:「好事」 […]
2023-05-24 / 最終更新日時 : 2023-05-24 タオ 表れる人格 蘇軾の細楷を臨書して(9)懐素自叙より 9.勗(はげ)ますに有成を 釈文:「勗以有成。今禮部侍郎張公(謂)。 賞其不羈。引以遊處。」 書き下し文は「勗(はげ)ますに有成を以ってす。今の侍郎張公(謂)、其の不羈を賞(め)で、引いて以って遊處す。」 鑑賞:「 […]