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書・森田 祥香

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かな書道

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2022-06-10 / 最終更新日時 : 2022-06-09 タオ 思慕の情

風がおびただしく吹く夢を見て(5)建礼門院右京大夫集を書いて

5.夢の中であの人は 夢の中の資盛は、「つねに見しままの直衣姿にて、風のおびただしく吹く所に、いと物思はしげにうち眺めてあると見て、さわぐ心に覚めたる心ち、いふべきかたなし。」 選字は、「つ年二美しまヽの直     衣姿 […]

2022-06-09 / 最終更新日時 : 2022-06-09 タオ 思慕の情

風がおびただしく吹く夢を見て(4)建礼門院右京大夫集を書いて

4.源氏方の一行が 源氏方の追討が容赦なく平家一門を追い詰めていきます。「恐ろしきもののふども、いくらも下る。何かと聞けば、いかなることをいつ聞か むと、かなしく心憂く、泣く泣く寝たる夢に」 選字は、「恐ろし支裳能ヽ布と […]

2022-06-08 / 最終更新日時 : 2022-06-06 タオ 思慕の情

風がおびただしく吹く夢を見て(3)建礼門院右京大夫集を書いて

3.あの人に話したいことが 資盛に会って話がしたいけれどもかなわない作者が歌を詠みます。「いはばやと 思ふことのみ 多かるも さてむなしくや つひにはてなむ」 選字は、「い者はや登思布こと能見おほ可類毛     佐て無な […]

2022-06-07 / 最終更新日時 : 2022-06-06 タオ 思慕の情

風がおびただしく吹く夢を見て(2)建礼門院右京大夫集を書いて

2.転々とする平家一門 ただ一瞬でも心から離れてしまえば、資盛が遠くへ行ってしまうかもしれないと切に思い詰める作者は、 「かく思ふことをもいはむなと思ふも、かなふまじきかなしさ、 ここかしこと、浮き立ちたるさまなど伝へ聞 […]

2022-06-06 / 最終更新日時 : 2022-06-06 タオ 思慕の情

風がおびただしく吹く夢を見て(1)建礼門院右京大夫集を書いて

1.気持ちがゆるむことなく 作者は常にたゆまず資盛を思い続けています。ひとときでも気を緩めてしまうと、よからぬことが起きてしまうと思っているかのようです。 「夜の明け、日の暮れ、なにごとも見聞くにも、かたとき思ひ たゆむ […]

2022-06-05 / 最終更新日時 : 2022-06-04 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(5)建礼門院右京大夫集を書きながら

5.同じ月をながめて 同じ頃、平家一門の方々も同じ月を眺めて歌を詠んでいたことを作者は知る由もなかったでしょうに。 釈文「いづくにて いかなることを 思ひつつ こよひの月に 袖しほるらむ」 選字は、「い徒具耳傳意可那るこ […]

2022-06-04 / 最終更新日時 : 2022-06-03 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(4)建礼門院右京大夫集を書きながら

4.雲のたたずまい 深まりゆく秋の景色に、いたたまれない心地でいた作者は、空を見上げ旅先であてのない暮らしを続ける資盛を思い、悲しみにくれます。 「月の明き夜、空のけしき、雲のたたずまひ、風の音ことにかなしきをながめつ  […]

2022-06-03 / 最終更新日時 : 2022-06-02 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(3)建礼門院右京大夫集を書きながら

3.言いようのない気持ちで 作者は言いようのない気持ちにこのまま耐えていけるだろうか、と思います。詞書:「いはむかたなき心ちにて、秋深くなりゆくけしきに、ましてたへて    あるべき心ちもせず。」 選字は、「い者む可た奈 […]

2022-06-02 / 最終更新日時 : 2022-06-05 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(2)建礼門院右京大夫集を書きながら

2.生きている身が これまでにないほどの体験をして、生きている身がつらく詠んだ歌が、釈文「またためし たぐひも知らぬ 憂きことを   見てもさてある 身ぞうとましき」 選字は、「ま多ヽ免した具日裳志らぬ憂     記こと […]

2022-06-01 / 最終更新日時 : 2022-06-01 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(1)建礼門院右京大夫集を書きながら

1.出家をすることも 建礼門院右京大夫は、京の都に戦乱の嵐が吹き荒れて、これまで親しくしていた公達たちが追われ西国へ落ちていく様子を目の当たりにします。最愛の恋人とはいつとは知らされないままに会うことができず、離れ離れに […]

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