2024-02-19 / 最終更新日時 : 2024-02-19 タオ 感性豊かな才知 故宮がお亡くなりになるまで(3)和泉式部日記を書いて 3.ひたぶるに 釈文:「暗きほどにぞ、御返りある。ひたぶるに待つとも言はばやすらはで ゆくべきものを君が家路に」 選字は「暗きほと耳處御返りある 飛堂布流耳まつ度い者盤や春羅 者て遊久へ支裳能を支美可い遍路二」 鑑賞:女 […]
2024-02-18 / 最終更新日時 : 2024-02-19 タオ 感性豊かな才知 故宮がお亡くなりになるまで(2)和泉式部日記を書いて 2.故宮のはてまで 釈文:「故宮の、はてまでそしられさせ給ひしも、これによりてぞかし、とおぼしつつむも、ねんごろにはおぼされぬなめりかし。」 選字は「故宮のは天ま傳そ事 羅連さ勢多万比しもこれ爾よ理弖所 可志と於本しつヽ […]
2024-02-17 / 最終更新日時 : 2024-02-19 タオ 感性豊かな才知 故宮がお亡くなりになるまで(1)和泉式部日記を書いて 1.北の方は 釈文:「北の方も、例の人の仲のやうにこそおはしまされど、夜ごとに出でんも、あやしとおぼしめすべし」 選字は「北の方も例農人の仲農やう爾こ所お盤しま 佐年と夜こ登に出て無毛阿やしとおほ し免寸遍志」 鑑賞:「 […]
2024-02-16 / 最終更新日時 : 2024-02-16 タオ 感性豊かな才知 歌はおろかお手紙さえも(4)和泉式部日記より 4.いとほしうも 釈文:「ご覧じて、げに、いとほしうも、とおほせど、かかる御ありきさらにせさせ給はず。」 選字は「御覧して幾耳いとほ志う毛とお本せ登 可ヽ流あり支沙ら爾勢させ多まは春」 鑑賞:「いとほし」一説には「厭(イ […]
2024-02-15 / 最終更新日時 : 2024-02-15 タオ 感性豊かな才知 歌はおろかお手紙さえも(3)和泉式部日記より 3.いづれあなたをお待ちすると 釈文:「帰り参るに、きこゆ。待たましもかばかりこそはあらましか 思ひもかけぬけふの夕暮れ」 選字は「可遍り満井る爾記こゆ待多まし毛か者可里故曽盤あら満志可 於母飛裳可ぬけふの遊不久連」 鑑 […]
2024-02-14 / 最終更新日時 : 2024-02-15 タオ 感性豊かな才知 歌はおろかお手紙さえも(2)和泉式部日記より 2.童は来たものの 釈文:「例の、童来たり。御文やあらん、と思ふほどに、さもあらぬを、心憂し、と思ふほどもすきずきしや。」 選字は「連い農童支た里御文やあら无度おもふほ と耳佐毛あ羅ぬを心憂しと於母布本と も須支ヽヽ志や […]
2024-02-13 / 最終更新日時 : 2024-02-14 タオ 感性豊かな才知 歌はおろかお手紙さえも(1)和泉式部日記より 1.お返事はしたけれど 釈文:「ときこえても、あやしかりける身のありさまかな、故宮の、さばかりのたまはせしものを、と悲しくて思ひ乱るるほどに」 選字は「と幾こ江ても愛やし可希流身農あ 梨さまか奈故宮の佐者可り農た万盤勢し […]
2024-02-12 / 最終更新日時 : 2024-02-12 タオ 感性豊かな才知 後の世語りにも(5)和泉式部日記から 5.物思いの朝 釈文:「御返り 世のつねのことともさらに思ほえず はじめてものを思ふ朝は」 選字は「世の徒年農こ度ヽも佐ら耳思ほえ春 波し免て裳乃を於も布あし多八」 鑑賞:「世のつね」帥宮のお歌の言葉をそのまま受けて、女 […]
2024-02-11 / 最終更新日時 : 2024-02-12 タオ 感性豊かな才知 後の世語りにも(4)和泉式部日記から 4.恋といへば 釈文:「すなわち、今のほどもいかが。あやしうこそとて、恋といへば世のつねのとや思ふらん けさの心はたぐひだになし」 選字は「寸奈 盤千今のほと毛い可か阿やしうこ所とて恋とい遍はよ能つ年の登や於母布ら無 介 […]
2024-02-10 / 最終更新日時 : 2024-02-10 タオ 感性豊かな才知 後の世語りにも(3)和泉式部日記から 3.軽々しく外出など 釈文:「まいてときこゆ。『かろがろしき御ありきすべき身にてもあらず。なさけなきやうにはおぼすとも、まことにものおそろしきまでこそおぼゆれ』とて、やをらすべり入り給ひぬ。」 選字は「まい弖度きこ遊可ろ […]