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書・森田 祥香

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思慕の情

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  3. 思慕の情
2022-06-05 / 最終更新日時 : 2022-06-04 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(5)建礼門院右京大夫集を書きながら

5.同じ月をながめて 同じ頃、平家一門の方々も同じ月を眺めて歌を詠んでいたことを作者は知る由もなかったでしょうに。 釈文「いづくにて いかなることを 思ひつつ こよひの月に 袖しほるらむ」 選字は、「い徒具耳傳意可那るこ […]

2022-06-04 / 最終更新日時 : 2022-06-03 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(4)建礼門院右京大夫集を書きながら

4.雲のたたずまい 深まりゆく秋の景色に、いたたまれない心地でいた作者は、空を見上げ旅先であてのない暮らしを続ける資盛を思い、悲しみにくれます。 「月の明き夜、空のけしき、雲のたたずまひ、風の音ことにかなしきをながめつ  […]

2022-06-03 / 最終更新日時 : 2022-06-02 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(3)建礼門院右京大夫集を書きながら

3.言いようのない気持ちで 作者は言いようのない気持ちにこのまま耐えていけるだろうか、と思います。詞書:「いはむかたなき心ちにて、秋深くなりゆくけしきに、ましてたへて    あるべき心ちもせず。」 選字は、「い者む可た奈 […]

2022-06-02 / 最終更新日時 : 2022-06-05 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(2)建礼門院右京大夫集を書きながら

2.生きている身が これまでにないほどの体験をして、生きている身がつらく詠んだ歌が、釈文「またためし たぐひも知らぬ 憂きことを   見てもさてある 身ぞうとましき」 選字は、「ま多ヽ免した具日裳志らぬ憂     記こと […]

2022-06-01 / 最終更新日時 : 2022-06-01 タオ 思慕の情

あの人はどこでこの月を眺めているのだろうか(1)建礼門院右京大夫集を書きながら

1.出家をすることも 建礼門院右京大夫は、京の都に戦乱の嵐が吹き荒れて、これまで親しくしていた公達たちが追われ西国へ落ちていく様子を目の当たりにします。最愛の恋人とはいつとは知らされないままに会うことができず、離れ離れに […]

2022-05-26 / 最終更新日時 : 2022-05-23 タオ 思慕の情

夢の中で夢を見ているような(4)建礼門院右京大夫集から

4.仏に向かって 「人にも物もいはれず、つくづくと思ひ続けて、胸にも余れば、仏に向ひたて まつりて、泣き暮すほかのことなし。」 選字は、「人に毛物     裳い者禮春つ具ヽヽ登思ひ徒ヽ介て          む年耳も阿ま […]

2022-05-25 / 最終更新日時 : 2022-05-23 タオ 思慕の情

夢の中で夢を見ているような(3)建礼門院右京大夫集から

3.情けを知る人は誰も 「さすが心あるかぎり、このあはれをいひ思はぬ人はなけれど、かつ見る 人々も、わが心の友はたれかはあらむとおぼえしかば」 選字は、「さ須可こヽ路あるか支里こ能阿者連     をい飛於も者ぬ人者奈希れ […]

2022-05-24 / 最終更新日時 : 2022-05-23 タオ 思慕の情

夢の中で夢を見ているような(2)建礼門院右京大夫集から

2.信じられない出来事が 「といひしことの、げにさることと聞きしも、なにとかいはれむ、 涙のほかは、言の葉もなかりしを、つひに秋の初めつかたの、 夢のうちの夢を聞きし心ち、なににかはたとへむ。」 選字は、「といひ志    […]

2022-05-23 / 最終更新日時 : 2022-05-23 タオ 思慕の情

夢の中で夢を見ているような(1)建礼門院右京大夫集から

1.もう生きているとは 資盛の言葉は切実さを増します。「よろづ、ただ今より身をかへたる身と思ひなりぬるを、なほともすれば もとの心になりぬべきなむ、いとくちをしき」 選字は、「よ路つ多ヽ今余り身越可倍多る     みと思 […]

2022-05-22 / 最終更新日時 : 2022-05-20 タオ 思慕の情

あなたへ手紙を差し上げなくても(4)建礼門院右京大夫集を書いて

4.西海へ落ちても 「いづくの浦よりもせじと思ひとりたるを、『なほざりにて聞えぬ』など なおほしそ」 選字は、「い徒久の浦よ利     も勢しと思ひと里たるをなほさ     梨爾て聞えぬなと難お本し處」 意味は、どこの海 […]

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