俊成の歌道、誉高く(5)建礼門院右京大夫集から
5.今日からさらに
釈文:「君ぞなほ 今日より後も 数ふべき 九がへりの 十のゆくすゑ」
選字は「君曽奈ほ希婦よ里能遅も数不へ支 こヽ能可遍り農登うの遊久春ゑ」
歌意は「九十の祝賀を賜った俊成殿は、今日から後もさらに九十年もの長寿をお数えになるでしょう。」
鑑賞:「九がへり」ここのがへりと読む。「かへり」は回数。「九がへりの十」は九十『新拾遺集』に入集される。
参考文献:建礼門院右京大夫集 糸賀きみ江校注 新潮社
5.今日からさらに
釈文:「君ぞなほ 今日より後も 数ふべき 九がへりの 十のゆくすゑ」
選字は「君曽奈ほ希婦よ里能遅も数不へ支 こヽ能可遍り農登うの遊久春ゑ」
歌意は「九十の祝賀を賜った俊成殿は、今日から後もさらに九十年もの長寿をお数えになるでしょう。」
鑑賞:「九がへり」ここのがへりと読む。「かへり」は回数。「九がへりの十」は九十『新拾遺集』に入集される。
参考文献:建礼門院右京大夫集 糸賀きみ江校注 新潮社