2021-10-01 / 最終更新日時 : 2021-10-01 タオ 思慕の情 わずかな移り香も(1)建礼門院右京大夫集を書く 1.雲が晴れても 思い人につれない態度をとられ、沈みがちな作者が、 「 同じことをとかく思ひて、 月の明き端つ方にながめゐたるに、むら雲はるるにやと見ゆるにも」 選字は、「於なしこと越登可具おも飛て月の あ可記者 […]