「西江月」蘇軾を(4)董其昌に倣う
4.恨むことはない
「莫恨黄花未吐
且教紅粉相扶」
書き下し文は、「恨む莫かれ 黄花 未だ吐かざるを
且く紅粉をして相い扶けしむ」
「莫」で墨を入れて小さい形でありながら存在感を出しています。董其昌の特徴である疎らですが流れがあり、自然な動きが感じられます。
文字の向きが左右に振れているのが分かります。ここでやりすぎないことが品位を醸し出しています。
参考文献:漢詩と名蹟 鷲野正明 二玄社
4.恨むことはない
「莫恨黄花未吐
且教紅粉相扶」
書き下し文は、「恨む莫かれ 黄花 未だ吐かざるを
且く紅粉をして相い扶けしむ」
「莫」で墨を入れて小さい形でありながら存在感を出しています。董其昌の特徴である疎らですが流れがあり、自然な動きが感じられます。
文字の向きが左右に振れているのが分かります。ここでやりすぎないことが品位を醸し出しています。
参考文献:漢詩と名蹟 鷲野正明 二玄社