腕はどう動かしていますか(2)書道を始めて

2.運腕はどのようにすればよいのか

運腕について、清の朱履貞の『書学捷要』には、「運とは、まずその心を動かし、次にその身を動かし、全身の力を動かして腕に帰着させ、腕を曲げた鉄のように堅固にし、全力を指先に注ぐことである」とある。

まず心を動かし、力を腕に運び、気力を指先まで貫通させて体を動かすというわけです。気を巡らせて、その力を外に出していけば、自然に筆の末端まで通るのです。

書作の前には、心が整っていることは大切です。では、筆意が先にあるようにして体が自然に動くようにするにはどうしたらよいでしょうか。
運筆の方法には、主に堤腕、懸腕、枕腕があります。

 参考文献:図解書法 閔祥徳 マール社