2026-08-23 / 最終更新日時 : 2026-08-26 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(26)-月花五十首を- 26.歌意は「朽ちはてん涙のつまと・・・」の歌意は「変わらないでいようと約束したのに、着ていた夜着が後々、悲しみの種となり、その涙でボロボロになってしまうとは思いもかけなかった」 参考例に「みなれぬる中の衣と頼めしをかば […]
2026-08-22 / 最終更新日時 : 2026-08-26 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(25)-月花五十首を- 25.寄衣戀釈文:「朽ちはてん涙のつまと知らざりき契りし中の夜半のさ衣」 選字は「久遅は亭無な美多農徒まと志佐里支 千き梨し中能夜半の沙衣」 語釈:「涙のつま」涙の種。「つま」は「さ衣」の縁語。 構成:元本では「中」、「 […]
2026-08-21 / 最終更新日時 : 2026-08-25 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(24)-月花五十首を- 24.歌意は「いかなりし風の便りに聞きそめて・・・」の歌意は「もともと始めにどのような噂を聞いてから、これほど強烈にあの人を恋するきっかけになったのだろう。」 現代風にすると「恋愛のなれそめはあの人のうわさ 夢中にさせた […]
2026-08-20 / 最終更新日時 : 2026-08-25 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(23)-月花五十首を- 23.寄風戀釈文:「いかなりし風の便りに聞きそめて身にしむ戀のつまとなりけむ」 選字は「移可奈利し風農た余り爾聞支所免て 身耳志む許日の徒ま度な里希無」 語釈:「風の便り」人のうわさ。「戀のつま」恋のきっかけ。 参考文献 […]
2026-08-19 / 最終更新日時 : 2026-08-18 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(22)-月花五十首を- 22.深まりゆく秋鑑賞:素性法師の「今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな」は、あの人がすぐに行くと言ったばかりに、秋の長い夜をじっと待ち続けて、とうとう有明の月が出てきてしまった。待ち人の来ない […]
2026-08-18 / 最終更新日時 : 2026-08-18 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(21)-月花五十首を- 21.暮秋釈文:「長月の有明け方の空の月 心ぼそくぞ傾(かたぶ)きにける」 選字は「那可月の阿里あ希か多能そ羅農徒支 こヽ路ほそ具所閑多ふ支耳遣流」 語釈:「心ぼそくぞ」暮れゆく秋を惜しんでいる。 参考歌として「今来むと […]
2026-08-17 / 最終更新日時 : 2026-08-17 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(20)-月花五十首を- 20.月の光を「清見潟月の光のさえぬれば波の上にも霜は置きけり」『拾玉集』 月の光を霜に見立てる趣向が当時多く見られた。月光に照らされて霜のように見える冬の情景を詠んだ。 一方、俊成卿女は白く冷たく輝く月の光のために、菊 […]
2026-08-16 / 最終更新日時 : 2026-08-17 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(19)-月花五十首を- 19.菊の籬釈文:「秋深き菊の垣根の月かげに霜かと露ぞ消えかへりける」 選字は「秋布可支菊能閑き根の月可け爾 し裳可登つ遊そ消えか邊利介類」 語釈:「消えかへりける」すっかり消えてしまった、の意。 本歌は「我が宿の菊の垣 […]
2026-08-15 / 最終更新日時 : 2026-08-17 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(18)-月花五十首を- 18.月前草露釈文:「風寒み下葉枯れゆく秋の夜の露にぞこほる浅茅生の月」 選字は「風寒三し多葉可れゆ久秋の夜能 徒ゆ爾楚こ本る阿さ遅布の月」 語釈は「露にぞこほる浅茅生の月」露に凍るように冷たい光を映す、浅茅生(ちがやが […]
2026-08-14 / 最終更新日時 : 2026-08-15 タオ 幽玄にして耽美 俊成卿女家集を書いて味あう(17)-月花五十首を- 17.六点満点のわけ鑑賞:「旅拍」の題詠で俊成卿女が詠んだ歌は撰者により六点満点を得た。詞書にも「六の點候へば」とあり、六点合点されたので家集に入れました、と解される。 当時全員がこの歌を絶賛したわけは、伊勢の本歌をもと […]