2025-01-09 / 最終更新日時 : 2025-01-10 タオ 感性豊かな才知 月見ぬ夜更けての文(1)和泉式部日記を書いて 1.便りもなく釈文:「かくて、二三日、音もせさせ給はず。頼もしげにのたまはせしことも、いかになりぬるにか、と思ひつづくるに、寝もねられず。」 選字は「か久亭二三日於ともせ佐勢多万盤寸頼毛 し希爾能多まはせしこ登もい可に […]
2025-01-08 / 最終更新日時 : 2025-01-08 タオ 60歳からのかな書 新春の俳句を書いてみる(2)かな書道をはじめる 2.用筆は半紙に一句を書く場合の書き方は、行頭が並ばないように心がける。「書初や」では一行目をやや下げて、二行目を最も高い位置から始める。最後の句は一行目より少し上に位置する。 行末も三行が揃わないように、二行目が下まで […]
2025-01-07 / 最終更新日時 : 2025-01-08 タオ 60歳からのかな書 新春の俳句を書いてみる(1)かな書道をはじめる 1.書初めの句を釈文:「書初や難波津のよしあしくとも」(鳴雪) 選字は「書初や なにはづのよし あしくとも」 句意は「書初は上手や下手にかかわらず書くものだ」 鑑賞:「難波津」は『古今和歌集』仮名序に「安積山」の歌ととも […]
2025-01-06 / 最終更新日時 : 2025-01-05 タオ 60歳からのかな書 60歳からの楽しい「かな」(3)かな書道をはじめる 3.反動と当たり左ブロック中:斜めに入った後、ためた筆圧を抜かずにそのまま筆を押し出すようにする。すると筆が少し開きながらまとまり半円を描いていく。 逆方向の「と」:上記と同様に書くが、やや難しく感じるかも知れない。筆を […]
2025-01-05 / 最終更新日時 : 2025-01-05 タオ 60歳からのかな書 60歳からの楽しい「かな」(2)かな書道をはじめる 2.横画の練習右下:横画を連続して書く練習をする。平行に一定のリズムで書く時に、筆の動きよりも、腕全体を動かす感覚で書く。 左上:円運動の練習。曲線を柔らかく書くことは、かなの魅力である。体に余計な力を入れずに、筆と指と […]
2025-01-04 / 最終更新日時 : 2025-01-14 タオ 60歳からのかな書 60歳からの楽しい「かな」(1)かな書をはじめる 1.かなの起筆基本のかなの用筆法は漢字と異なるところがある。かなの線を練習して体で覚えるようにすると、実際にかなを書いた時にスムーズに入ることができる。 まずは、縦線。右からスーと筆の先からそのまま伸ばす。次に、初めの筆 […]
2025-01-03 / 最終更新日時 : 2025-01-04 タオ 感性豊かな才知 霜白き朝に童が遅れて(5)和泉式部日記より 5.私から口に出さなければ釈文:「ときこえたれば、『もの言はでやみなましかばかけてだに 思ひ出でましや手枕の袖』」 選字は「とき故え多連八 裳能言者亭や三那まし可八閑けて多爾 於も日出傳ましや手枕の袖」 鑑賞:「かけてだ […]
2025-01-02 / 最終更新日時 : 2025-01-02 タオ 感性豊かな才知 霜白き朝に童が遅れて「手枕の袖」を想い出し(4)和泉式部日記より 4.手枕の袖はどうしたの釈文:「『手枕の袖は、忘れ給ひにけるなめりかし』とあれば、『人知れず心にかけてしのぶるを 忘るとや思ふ手枕の袖』」 選字は「手枕の袖者わ須連多まひ爾希る那免里可志と『ひと志れ春こヽ路耳可希てし能ふ […]
2025-01-01 / 最終更新日時 : 2025-01-01 タオ 感性豊かな才知 心ほぐれた宮と贈答歌「手枕の袖」を想いだし(3) 3.もっともなことと釈文:「ときこえさせたれば、笑はせ給ひて、『ことわりや今は殺さじこの童 しのびのつまの言ふことにより』」 選字は「登き故えさせ多れ者笑盤せ給ひて 『許とわ里や今者こ露さしこ能童 し乃比の徒まのい布こ登 […]
2024-12-31 / 最終更新日時 : 2024-12-31 タオ 感性豊かな才知 心ほぐれた宮と贈答歌「手枕の袖」を想いだし(2)和泉式部日記より 2.物騒なお話で釈文:「とあれば、『殺させ給ふべかなるこそ』とて、『君は来ずたまたま見ゆる童をば いけとも今は言はじと思ふか』 選字は「と阿連八こ露さ勢多万布遍可奈流こ處とて 君者来須多万ヽヽ見遊る童を八 以希望と裳今者 […]