2025-10-07 / 最終更新日時 : 2025-10-07 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達の御迎へに(8)和泉式部日記より 8.結びのことば釈文:「宮の上御文書き、女御殿の御ことば、さしもあらじ、書きなしなめり、と本に。」 選字は「宮の上御文書支女御殿乃御こと者佐し毛あらし書支な志奈免里と本二」 鑑賞:「宮の上御文書き、女御殿の御ことば・・・ […]
2025-10-06 / 最終更新日時 : 2025-10-06 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達の御迎へに(7)和泉式部日記より 7.わたしにも釈文:「ときこえ給へば、なにか、あれより、とてありつれば とて、ものものたまはず。 選字は「と支故え給へ者なに可あ連よ り度弖阿里つ連八と轉もの毛農多まは春」 鑑賞:「なにか」なんですか。私にもよくわかりま […]
2025-10-05 / 最終更新日時 : 2025-10-05 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達のお迎へに(6)和泉式部日記より 6.さりげなくて釈文:「宮、入らせ給へば、さりげなくておはす。まことにや、女御殿へわたらせ給ふと聞くは、など車のことものたまはぬ」 選字は「宮入らせ多万遍八佐里希奈九於者春満こと爾 や女御殿部わ多羅せ給布と聞久者那と車の […]
2025-10-04 / 最終更新日時 : 2025-10-04 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達の御迎へに(5)和泉式部日記より 5.絶えない物思ひ釈文:「それもうたてあるべければ、ただにさぶらふも、なほもの思ひ絶ゆまじき身かな、と思ふ。」 選字は「曽れ裳う堂 傳ある遍介れ者多ヽ耳佐布ら不も那本毛の お裳ひ絶ゆまし支身か奈と思婦」 鑑賞:「それもう […]
2025-10-03 / 最終更新日時 : 2025-10-04 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達の御迎へに(4)和泉式部日記より 4.ただ座り込んで釈文:「言ふべきならねば、ただ聞き居たり。聞きにくきところしばしまかり出でなばや、と思へど」 選字は「言婦部支那ら年八多ヽ聞支居多り支ヽに久き所志盤 し万か里出て難八やと於も邊と」 鑑賞:「居たり」座り […]
2025-10-02 / 最終更新日時 : 2025-10-02 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達の御迎へに(3)和泉式部日記より 3.春宮の釈文:「春宮のきこしめさんことも侍り。おはしましてとどめきこえさせ給へと、きこえさわぐを見るにも、いとほしう苦しけれどとかく」 選字は「春宮の記こし免沙無こと裳傳里お盤しま 志傳とヽ免支故えさ勢多ま遍とき古盈佐 […]
2025-09-30 / 最終更新日時 : 2025-10-02 タオ 感性豊かな才知 御兄の君達の御迎へに(1)和泉式部日記より 1.北の方のお心は釈文:「さもあらばあれ、近うだに見きこえじ、とて、お迎へにときこえさせ給へれば、御兄の君達、女御殿の御迎へにときこえ給へば」 釈文:「さも阿羅者あ連地可う多耳見支こ盈しと傳 御迎へ爾登き故事えさ勢多ま遍 […]
2025-09-29 / 最終更新日時 : 2025-09-29 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(4)和泉式部日記から 4.おひるも釈文:「ひるも三たび四たびおはしますなり いとよく、しばしこらえきこえさせ給へ、あまりものきこえさせ給はねば などにくみあへるに、御心いとつらうおぼえ給ふ。」 選字は「飛流毛三多比四多日於者しま須奈りいとよ久 […]
2025-09-28 / 最終更新日時 : 2025-09-29 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(3)和泉式部日記から 3.わざわざ宮が釈文:「参りけるにも、おはしまいてこそ迎へさせ給ひけれ、すべて目もあやにこそ かの御局に侍るぞかし。」 選字は「ま井利希流耳毛於者し万いてこ處迎部さ世 給ひ介れ春遍弖目にもあや爾こ所御局爾侍る曽可し」 鑑 […]
2025-09-27 / 最終更新日時 : 2025-09-27 タオ 感性豊かな才知 宮の破格な待遇に(2)和泉式部日記から 2.女房たちが釈文:「こなたへもさし出で給はぬ も苦しうおぼえ給ふらん とのたまふに、いとぞあさましきや。世の中の人のあさみきこゆることよ」 選字は「許奈多遍もさし出傳多まはぬ毛苦しう於本 盈給者ぬも苦しうお保え給布ら無 […]