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書・森田 祥香

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思慕の情

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2020-08-27 / 最終更新日時 : 2020-08-20 タオ 思慕の情

憧れの君を見る人の(5)-建礼門院右京大夫

5.なかなかに気ままなお振舞い今回の場面では、いくつかの印象的なやりとりが見受けられます。 イ)かな書の観点から言いますと「あふひ」を「逢ふ日」と「葵」にかけていることです。  現代では、「逢ふ日」は「アウヒ」と読みます […]

2020-08-26 / 最終更新日時 : 2020-08-20 タオ 思慕の情

憧れの君を見る人の(4)-建礼門院右京大夫

4.本心はどちらでしょうか さらに、実宗が問いかけます。釈文:といひたれば、「おぼしめしはなつしも、深き方にて、心清くやある」と笑はれしも、さることと、をかしくぞありし。 選字:とい日多れ者お保しめ志ハ   なつしもふか […]

2020-08-25 / 最終更新日時 : 2020-08-20 タオ 思慕の情

憧れの君を見る人の(3)-建礼門院右京大夫

3.あなたも憧れておられるのでしょう 頭中将実宗が、言われます。釈文:「ただ今の御心のうちも、さぞあらむかし」といはるれば、物の端に書き手さし出づ。   なかなかに 花の姿はよそに見て   あふひとまでは かけじとぞ思ふ […]

2020-08-24 / 最終更新日時 : 2020-08-20 タオ 思慕の情

憧れの君を見る人の(2)-建礼門院右京大夫

2.維盛を見る女性は 頭中将実宗の歌「うらやまし 見と見る人の いかばかり なべてあふひを 心かくらむ」 歌意は、「うらやましいことだ、維盛を見るすべての女人は、どんなにか     一緒になれる日をひそかに願っていること […]

2020-08-23 / 最終更新日時 : 2020-08-20 タオ 思慕の情

憧れの君を見る人の(1)-建礼門院右京大夫

1.うらやましいほど 頭中将実宗に、「これほど美しい容姿であったならば、とらわれの心が生まれてよくないことだろう」とまで言わしめた維盛の凛々しい姿でした。 前回と少し重なるところがありますが、釈文は「中将、『あれがやうな […]

2020-08-22 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(5)建礼門院右京大夫は

5.美しすぎると命が惜しい 前回、頭中将は、「維盛のように、美しい容姿であったならば、命が惜しくてかえってよくないことだ」と述べています。 それは、なぜでしょうか。現代では、美しさに羨望の眼差しが注がれることがあっても、 […]

2020-08-21 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(4)建礼門院右京大夫は

4.絵物語を見るようで 現代語訳を続けますが、底本に「ふたえ」とあるのを、「ふたあゐ」と改めてあります。*① 「二藍(赤みを帯びた藍色)の色が濃い直衣(平常服)に括り袴、若楓(表が薄萌黄色、裏は薄紅梅色)の衣、その季節の […]

2020-08-20 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(3)建礼門院右京大夫は

3.警固姿は凛々しくて さらに、もう一語「警固の姿」とは賀茂祭の前々日の未の日から翌日まで、近衛府の中将以下が束帯または直衣に弓矢・剣を帯し冠に巻れいをつけた服装で警固にあたることです。 それでは、現代語訳を試みますと、 […]

2020-08-19 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(2)建礼門院右京大夫は

2.賀茂神社の祭礼に 使われている語彙を少し見ていきましょう。みあれ:御生と書き、賀茂神社の祭神、別雷命の生誕祭といわれます。 藤壺:宮中五舎の一つ、飛香舎、清涼殿の北、弘徽殿の西に位置します。   壺(中庭)に藤が植え […]

2020-08-18 / 最終更新日時 : 2020-08-09 タオ 思慕の情

若き維盛の警固姿に(1)建礼門院右京大夫は

1.平家の若武者 再び、頭中将実宗が現れ、4月のお祭りの頃、平家の若武者に声をかけます。 「おなじ人の、四月みあれの頃、藤壺にまゐりて物語せしをり、権亮藤壺のとほりしを呼びとめて、「このほどに、いづくにてまれ、心とけて遊 […]

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