2024-05-18 / 最終更新日時 : 2024-05-18 タオ 琴線にふれる 夏の夜に口ずさみたい詩歌(2)和漢朗詠集を書いて 2.竹林にそよそよと 釈文:「風生竹夜窓間臥 月照松時台上行」書き下し文は「風の竹に生る夜窓の間に臥せり 月の松を照す時台の上に行く」 鑑賞:『白氏文集』「早夏朝より帰り、斎を閉ぢて独り処る」詩。『源氏物語』胡蝶巻に、「 […]
2024-05-17 / 最終更新日時 : 2024-05-19 タオ 琴線にふれる 夏の夜に口ずさみたい詩歌(1)和漢朗詠集を書いて 1.風が古木を 釈文:「風吹枯木晴天雨 月照平沙夏夜霜」白書き下し文は「風枯木を吹けば晴れの天の雨 月平沙を照せば夏の夜の霜」 鑑賞:『白氏文集』「江楼の夕望に客を招く」詩。大江千里は『句題和歌』に下句を題として「月影に […]
2024-05-16 / 最終更新日時 : 2024-05-16 タオ 琴線にふれる 初夏に薔薇ひらき、酒初めて熟す(3)和漢朗詠集より 3.卯の花の垣根は 釈文:「わがやどのかきねや春をへだつらん 夏きにけりとみゆる卯の花」 選字は「わ可やとの可支ねや者るをへた徒ら无 なつ支に介りとみゆるうの者那」順 鑑賞:『拾遺集』『拾遺抄』夏に「屏風にしたがふ」とし […]
2024-05-15 / 最終更新日時 : 2024-05-15 タオ 琴線にふれる 初夏に薔薇ひらき、酒初めて熟す(2)和漢朗詠集より 2.石に苔が薄く 釈文:「苔生石面軽衣短、荷出池心小蓋疎」書き下し文は「苔石面に生ひて軽衣短し 荷池(はちす)人より出でて小蓋疎かなり」 鑑賞:「池心」池の中心。池の底ではない。 現代語にすると「石の面に苔が薄く生えてい […]
2024-05-14 / 最終更新日時 : 2024-05-15 タオ 琴線にふれる 初夏に薔薇ひらき、酒初めて熟す(1)和漢朗詠集から 1.昨年の冬から醸した 釈文:首夏「甕頭竹葉経春熟 階底薔薇入夏開」書き下し文は首夏「甕の頭の竹葉は春を経て熟す 階の底の薔薇は夏に入って開く」 鑑賞:首夏は初夏のこと。『白氏文集』「薔薇正に開く、春酒初めて熟す」詩。昔 […]
2024-05-13 / 最終更新日時 : 2024-05-13 タオ 琴線にふれる 初夏の暁、更衣の日に(3)和漢朗詠集より 3.せっかく桜色に染めたのに 釈文:「花の色にそめしたもとの惜しければ 衣かへうき今日にもあるかな」 選字は「者那のいろ爾所めしたもとのを志介 連盤ころも可へう支今日爾もある可奈」 鑑賞:『拾遺集』夏に「冷泉院の東宮にお […]
2024-05-12 / 最終更新日時 : 2024-05-13 タオ 琴線にふれる 初夏の暁、更衣の日に(2)和漢朗詠集より 2.すずしの夏衣がえ 釈文:「生衣欲待家人著 宿醸當招邑老酣」讃州作 管書き下し文は「生衣(すずしのきぬ)は家人を待ちて著むと欲す 宿醸はまさに邑老を招いて酣(たけなわ)なるべし」 鑑賞:「生衣」生絹の衣。「宿醸」秋から […]
2024-05-11 / 最終更新日時 : 2024-05-11 タオ 琴線にふれる 初夏の暁、更衣の日に(1)和漢朗詠集より 1.壁へ背を向けた燈には 立夏が過ぎ、暦の上ばかりでなく初夏の訪れを感じる季節に釈文:「背壁残燈経宿焔開箱衣帯年香」白 書き下し文は「壁に背ける燈は箱を経たる焔を残せり 箱を開ける衣は年を隔てたる香を帯びたり」 鑑賞:「 […]
2024-05-10 / 最終更新日時 : 2024-05-10 タオ 琴線にふれる うぐいすの声にいざなわれて(14)和漢朗詠集を書く 14.もし、うぐいすの声が 釈文:「鶯の声なかりせば雪きえぬ 山ざといかで春をしらまし」中務 書き下し文は「うぐひすのこゑなかりせばゆきヽえぬ やまざといかではるをしらまし」 現代語にすると「もし、春の訪れを告げるうぐい […]
2024-05-09 / 最終更新日時 : 2024-05-09 タオ 琴線にふれる うぐいすの声にいざなわれて(13)和漢朗詠集を書く 13.あさみどり色に澄んだ空に 釈文:「あさみどり春たつ空に 鶯のはつこゑまたぬ人はあらじな」 麗景殿女御 書き下し文は「あさみとり者るたつそらにうくひ春能 者つこゑまたぬひとはあらし那」 鑑賞:『続後撰集』春上「麗景殿 […]