和泉式部日記を書く-あらまほしきこと-(1)

1.つれづれなりし
釈文:「つれづれなりし折に、よしなしごとにおぼえしこと、世の中にあらまほしきこと」

選字は「徒連ヽヽ奈り志折爾よし奈四こ登二お本 盈しこと世の中爾阿ら万ほ志支こと」

鑑賞:次からの三首は『正集』で「世の中にあらまほしき事」の連作五首中の三首。

「よしなしごと」何ということもなく、心にふっと浮かんだこと。「あらまほしきこと」このようにあってほしいと思うこと。

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社