和泉式部日記を書く・秋(9)-霧を-

9.秋霧は
釈文:「はれずのみ ものぞかなしき 秋霧は こころのうちに たつにやあるらん」


選字は「波連寸のみ裳能曽か奈し支秋き利八 許ころ農う地耳多徒爾やあ流覧」

歌意は「一向に晴れずにつらい思いでいるのは、秋の霧が私のこころの中に立ち込めているからだろうか。」

参考文献:和泉式部日記 和泉式部集 野村精一校注 新潮社